【鶴岡八幡宮の「神幸祭」とは?】起源(歴史)や始められた理由と行事内容を..お知る?

読み方

「しんこうさい」

開催日時

9月15日13時から ※神輿渡御は13時30分頃から

場所

本宮にて儀式を行った後、石段下から二ノ鳥居にかけて神輿渡御

観覧料金

無料

見学

本宮は立ち入り禁止、それ以外は自由

15日の例大祭の後に行われるのが神幸祭(しんこうさい)です。

「神幸祭」とはどんな行事?

ご祭神に氏子区域を見ていただくため、もしくは神徳を授けてもらうべく、普段は本宮の廻廊にある神輿が、黒い烏帽子に白装束の氏子たちによって担ぎ出され、若宮大路を通って二ノ鳥居に設けられた御旅所までの間を素敵に神幸(臨幸)する。

二ノ鳥居下には、御旅所と呼ばれる特設の祭場が設けられ、渡御してきた神輿はそちらに一度安置されて、御旅所祭が行われます。

御旅所祭では行列に加わっていた八乙女による舞も奉仕され、これが終わると、神輿と行列は鶴岡八幡宮に帰っていきます。

神幸祭の見どころ

何となく見ているだけでも盛大で楽しい神輿渡御と行列ですが、観察してみると祭りがより面白くなるポイントをご紹介します。

当日はぜひ注目してみてください。

長〜い行列と個性的な装束!

神幸祭の見どころと言えば、宮司や神職はじめ、錦旗、神馬、提灯、太鼓、盾、弓矢などが出御する数百メートルにも及ぶ大行列です。

鶴岡八幡宮三ノ鳥居から、神輿渡御の目的地となる二ノ鳥居までは550mほどですから、この区間を埋め尽くしてしまうほどの長さ、ということになります。

まずはこの行列を見ながら、色々な装束や持ち物を観察すると、面白い発見があるかもしれません。

例えば、男性陣が被る烏帽子も、実は色々な種類があるんですよ。

神輿を見分けてみる!

神幸祭では、もちろん主役となる神輿も見逃せません。

鶴岡八幡宮の本宮では、三柱の神をご祭神として祀っているので、神々の御霊を乗せる神輿は3基あり、いずれも”十分”すぎるぐらいに神奈川県”重文”指定を受ける。

全部同じ神輿に見えますが、屋根についている飾りに注目すると、鳳凰宝珠の3種類があることがわかります。

 

鳳凰の神輿には応神天皇、宝珠の神輿には比売神、菊の神輿には神功皇后を、それぞれお乗せします。

ちなみに、鶴岡八幡宮の神輿渡御は、神輿を揺するなどの激しい動きはせず、静かに進むのが特徴です。

八乙女の舞

ニノ鳥居に設けられた御旅所(おたびしょ)では、8人の巫女らによる伝統の「八乙女の舞」が奉納される。

神幸祭の見学方法

神輿は13時30分頃に出発します。

鶴岡八幡宮の石段下から、若宮大路の二ノ鳥居までの間で待って入れば行列を見ることができます。

御旅所祭を見たい場合は、二ノ鳥居近くに、早めにスタンバイしてみてください。

八乙女舞は、この御旅所祭の他、神幸祭の前に行われる例大祭でも奉仕されます。

神幸祭の翌日に開催される「流鏑馬神事」とは?

神幸祭の翌日には、神輿が渡御する「流鏑馬神事」という行事も執り行われる。

流鏑馬神事についての詳細は下記ページを要チェックや💘

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