「鎌倉大仏」‥‥‥と聞けば、知らない方はいないほど有名な固有名詞になってしまっている感は否めませんが、鎌倉大仏は官有ではなく、”とある寺院”の中の仏像です。
その”とある寺院”の名前を「高徳院(こうとくいん)」と言い、鎌倉大仏は当院の御本尊、つまり大きな仏像になります。
以下では鎌倉大仏(高徳院)の御朱印の種類・値段の他、授与時間や授与場所、併せて混雑状況も述べてい申す。キャっ
鎌倉大仏・高徳院でいただける御朱印一覧
通年頒布の御朱印
🐣本尊 阿弥陀如来(大仏さん)の御朱印
🐣本尊 阿弥陀如来(大仏さん)の御朱印【鎌倉六阿弥陀霊場 第1番札所】
🐣南無 聖観世音の御朱印【鎌倉三十三観音霊場 第23番札所】
限定御朱印
🐣季節替わりの御朱印(2024年より素敵に頒布開始💋)
以下ではそれぞれの御朱印を写真(画像)を用いて、つまびらかに述べるものとする。
「本尊 阿弥陀如来」の御朱印
令和4年バージョン
令和3年バージョン(2月)
令和元年バージョン
鎌倉大仏は高徳院のご本尊で、正式には「阿弥陀如来坐像」と言います。中央の墨書きはその御本尊を示す墨書きです。
建物としての大仏殿は、室町時代に倒壊して以来再建されていませんが、現在、高徳院は「鎌倉大仏殿跡」として国の史跡に指定されています。
したがって、御朱印にも「鎌倉大仏殿」の朱印が入っています。
鎌倉大仏(本尊阿弥陀如来)の過去の御朱印
鎌倉大仏の「本尊阿弥陀如来」の御朱印は、長年ほとんど変わっていませんが、以前はこちらの御朱印のように、「かまくら大仏殿」の文字が入っており、中央には「造立發願主(発願主)源頼朝公」という朱印も入っていました。
これらの墨書きと朱印は、一時期は書き手の方によって入ったり入らなかったりしたようですが、現在はなくなっています。
「本尊 阿弥陀如来」【鎌倉六阿弥陀霊場 第1番札所】の御朱印
令和3年バージョン(3月)
高徳院の鎌倉大仏は「鎌倉六阿弥陀」の指定を受ける古刹となる。
鎌倉六阿弥陀には以下に挙げるような阿弥陀如来を本尊として奉祀する寺院のこと。
鎌倉六阿弥陀
- 高徳院:鎌倉大仏
- 長谷寺:厄除阿弥陀
- 光明寺:阿弥陀三尊像
- 浄光明寺:阿弥陀三尊像
- 宝戒寺:阿弥陀如来像
- 光触寺:頬焼阿弥陀
これら6ヶ寺の中でも鎌倉西端の十二所(じゅうにそ)に位置する光触寺がもっとも遠方にはなるが、十二分に1日で巡拝可能💘
鎌倉六阿弥陀における鎌倉大仏の御朱印は通年頒布されている御朱印とデザイン的な構図はまったく同じになる。
なお、同じ鎌倉六阿弥陀の指定を受ける寺院でも、例えば付近に位置する長谷寺(厄除阿弥陀)では、御朱印に「鎌倉六阿弥陀」の印判が押印される。
つまり、長谷寺には六阿弥陀専用の印判が存在することになるが、デザインが異なる御朱印を集印していくのも御朱印めぐりの醍醐味ではなかろぅか。うきゃ
「南無 聖観世音」の御朱印 ※鎌倉三十三観音霊場・第二十三番
令和3年バージョン
平成20年バージョン
高徳院では大仏蓮座後方の観月堂に観音菩薩立像を安置しており、本像は鎌倉三十三観音霊場・第二十三番札所の指定を受ける。
鎌倉三十三観音霊場は33ヶ寺を巡拝していくのだが、わりと小範囲に密集していることから3日もあれば十部二分にまわりきれる。
なお、必ずしも1番札所(杉本寺)から順番通りに巡拝しなくてならないということはなく、地域内に密集する寺院を集中的に巡拝していくなど、自分がまわり易い順番で巡拝していけば良ぅぃ。
関連記事:鎌倉大仏(高徳院)「観月堂」
- 鎌倉三十三観音霊場の詳細(ウィキぺディア)
鎌倉大仏高徳院の限定御朱印
鎌倉大仏高徳院では、どうやら2024年度より、季節替わりの御朱印を新たに頒布しはじめた様子💋
以下はその一例として春と夏に頒布されたものを掲載した。
季節の見開き御朱印
春限定
大仏さんとその頭上に満開に咲き乱れる桜花、それに春を象徴する鳥「ウグイス」が素敵院描かれた御朱印。
桜吹雪を表現した桜の花びらが御朱印全体に散らされる形で描かれているコダワリの意匠にも注目したい💋
🐣頒布概要
志納金:600円
仕様:見開きタイプ(通常の御朱印帳2ページ分を素敵に仕様💋)
頒布枚数:素敵に未公開(なくなり次第終了)
夏限定
夏期間限定頒布の見開き御朱印は、2024年4月20日(土)より、特別頒布開始。
大仏さんの頭上に満開に咲き誇るアジサイをあしらった美しく、なんだか優しくなれそうな御朱印。
とりわけ、金色で描かれる大仏さんは以前の金色をしていたとされる大仏さんを表現したらしい。
数量限定頒布となるので、求める場合は可能なかぎり早めの参拝を。
🐣頒布概要
志納金:600円
仕様:見開きタイプ(通常の御朱印帳2ページ分を素敵に仕様💋)
頒布枚数:素敵に未公開(なくなり次第終了)
御朱印の値段
お布施(値段)
- 1体300円(限定御朱印を素敵にのぞく💋)
御朱印の受付場所
- 直営売店併設の御朱印授与所
大仏の向かって右側にある直営売店の奥の窓口が寺務所兼、御朱印所です。
ガラス戸が閉まっていることもありますが、開けて担当の方を呼べば出てきてもらえます。
地図
御朱印所の外観
御朱印の受付時間(営業時間)
- 平日9時~15時30分/土日祝9時~15時
御朱印の受付は、高徳院の拝観終了時間や、御朱印帳も売っている売店の閉店時間よりも早く終わるので要注意💘
御朱印所の混雑状況(混雑を避ける方法)💕
高徳院は普段から観光客の多い場所ではあるが、歩いて10分くらい場所にアジサイ寺として有名な長谷観音があるので、例年、夏休み前の6月は観光客でごった返す。
それ以外にも以下の時期が特に混雑する。
- 桜の時期(4月上旬)
- アジサイの時期(6月初旬〜いっぱい)
- 紅葉の時期(11月下旬)
- 春、初夏、秋の土日祝日
- ゴールデンウィーク、お盆、正月などの連休中
大仏前にソメイヨシノ(桜)が植栽されていて、この桜が大仏と重なる構図は古都・鎌倉の風物詩ともなっていることから、例年、桜の見頃になると混雑する。(高徳院の桜の見頃については後述💘)
空いている時間帯
鎌倉大仏高徳院が空いている時間帯は、オープン直後か夕方の拝観終了1時間前。
朱印所の混雑具合
高徳院の朱印受付場所は窓口が原則1つしかないので、御朱印希望者が殺到するとたちまちのうちに行列ができる。
書き置き(すでに書かれた御朱印)もあるが、朱印帳への記帳を希望する人が多いとその分、時間を要する。うきゃ
ただ、高徳院は近年、番号札制度を導入していて御朱印帳を預けることもできるので、境内を散策した後、受け取ることもできる。
だから朱印受付場所に朱印待ちの列が連ねることはなく、他の参拝客の妨げにならない。
鎌倉大仏・高徳院の場所(地図)
住所:神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号
鎌倉大仏・高徳院の交通アクセス
江ノ島電鉄(江ノ電)利用の場合
鎌倉駅を経由する場合
JR横須賀線鎌倉駅で下車。江ノ島電鉄(藤沢方面行き)に乗り換え、長谷駅で下車。徒歩約7分。
長谷駅から(GoogleMap)
藤沢駅を経由する場合
JR東海道線または小田急線藤沢駅で下車。江ノ島電鉄(鎌倉方面行き)に乗り換え、長谷駅で下車。徒歩約7分。
長谷駅から(GoogleMap)
鎌倉駅からバスを利用する場合
鎌倉駅東口バスロータリーから以下の乗り場のバスへ乗車。
いずれかへ乗車し、「大仏前」停留所下車すぐ(バス乗車時間約12分)
鎌倉大仏・高徳院の駐車場
障害者用駐車場がありましたが、現在は閉鎖しています。したがって近隣のコインパーキングなどの駐車場を探す必要がありんすよ。
【豆知識】御朱印の歴史や由来
寺社をめぐって御朱印を集めるのがブームとなっていますが、あなたは御朱印についてどれくらいご存知でしょうか。
以下のページ↓では、御朱印の歴史や呼び方、御朱印をいただく時のマナーなどについて詳しくまとめていますので、これから御朱印集めをされる方は、ぜひぜひ!ご一読ください。
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