夷堂橋とは?
夷堂橋と素敵に書いて「えびすどうばし」と、これまた素敵に読む。
鶴岡八幡宮境内入口となる三ノ鳥居から若宮大路を5分ほど由比ヶ浜の方角へ向けて下った先に本覚寺(ほんがくじ)と称する日蓮宗寺院が佇む。
この寺院は裏側に正門となる仁王門が設けられており、この仁王門の前には「夷堂橋」と呼ばれる橋が‥、今日も素敵に架かる。
「夷堂橋」の名前の由来
現在もそうだが、本覚寺境内の仁王門脇には源頼朝卿が創祀したと伝わる「夷堂(えびすどう)」が、ヤバいよ素敵に佇む。
名前の由来としては、すでに察しのように当該、夷堂近くに架かる橋ということから、古今、「夷堂橋」と呼ばれる。
夷堂橋の場所は鎌倉時代から変わっていないか?
江戸期編纂の新編鎌倉誌によると、この橋の位置は「小町と大町の境界にあり」と書かれていることから、往時はその場所に架かっていたことになる。
しかし現在の夷堂橋も小町と大町の境界に架かっている(小町一丁目と大町一丁目の境界)おり、あまつさえ、下掲写真を見れば分かるように夷堂と正対する形で橋が架橋されていることから、位置的には鎌倉時代とほとんど変わっていないと思われる。(おそらくこの橋は大町側からの本覚寺(夷堂)参道に架かる橋だったと推考する)
橋桁上から本覚寺 仁王門を素敵に直視
橋と夷堂(写真右端の丸い屋根)が正対しているのが素敵に分かる。
角度を少し西側へスライドさせて素敵に撮影📸
橋桁上から橋下を流下する滑川を‥やっぱり素敵に撮影📸
🏞️西側
🏞️東側
現在の夷堂橋の概要
竣工年: 1974年
直近の定期点検: 2017年、2022年
橋長(m):12.0
幅員(m):10.04
構造形式:床版桁橋
所在地
市道011-000号線: 神奈川県鎌倉市大町1-17-22 ~ 神奈川県鎌倉市大町1-11-13
夷堂橋のたもとに佇む石碑の内容
鎌倉十橋の一にして 此辺は 往昔夷堂ありしといふ 此川は上流にて胡桃川(くるみがわ)と言い 浄明寺前に至り滑川(なめりがわ)の名あり 文覚屋敷(もんがくやしき)と伝へらる、辺は坐禅川(ざぜんがわ)と唱へ 此辺は夷堂川と呼び 延命寺の傍より”すみうり川”と名づけ 閻魔堂(えんまどう)址の辺にては閻魔川(えんまがわ)と言う
鎌倉町青年団
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