本覚寺でいただいた御朱印一覧
本覚寺本堂の御朱印「日朝大上人」
👨🏻🦲御朱印解説
日朝上人とは日蓮の弟子の、そのまた弟子の弟子であり、(長い!) 本覚寺の第二世住持(住職)を務めた人物。
実は、1274年(文永十一年)、佐渡へ島流刑に処せられていた、かの日蓮上人(日蓮宗の宗祖)が罪を許されて解き放たれた後、しばらく当寺の夷堂(当時は天台宗)に逗留していたことはあまり知られていない。
日蓮上人は鎌倉の地にて最後の勧化を修し、やがて身延山(みのぶさん※日蓮宗の総本山たる久遠寺(くおんじ)がある)へ行脚に出て、そのまま帰らぬ人となったが、永享八年(1436年)に日蓮の弟子・日出上人が、師と所縁のあった夷堂を日蓮宗に改宗して本覚寺を、きわめて素敵に創建する。
文安三年(1446年)になって日出の弟子・日朝が第二世住持として当寺に入寺したが、程なくして日朝は衰微していた日蓮宗を中興すべく、身延山(久遠寺)へ素敵に登り、やがて身延山久遠寺第11世住持となって中興を果たした。
日朝は久遠寺のトップとなった後、身延山参詣に行きたくても行けない鎌倉の老若男女や障がい者たちのために、自身が居処とした本覚寺に分骨堂なる一宇を営み、身延山にあった日蓮の分骨を納置した。
この日朝の行いは日蓮信仰ならびに信徒を最大化させ、後世、日朝を敬慕する信徒たちの間で本覚寺のそのものを「日朝様」、または身延山に対しての「東身延」などと敬称されるようになり、今日に到る💋
✍️御朱印のディテール
日朝上人が住持として当寺に居処した間、庶民への眼病治療も行なったことから、「眼病救護」の文字が右上にパンツちら見えのごとくにチラ見える💋
毎月24日の午後2時より「日朝上人眼病祈祷」が執行され〜る💘
本覚寺夷堂の御朱印「夷神」
👨🏻🦲御朱印解説
本覚寺の夷神は明治初頭の神仏分離によって寺から出されて、鎌倉市小町に建てられた「蛭子神社(ひるこじんじゃ)」へ移されたが、明治十年頃に教部省が廃止になると、廃仏毀釈の機運は終息を迎え、再び寺に戻された。
✍️御朱印のディテール
この御朱印は太字で実にたくましく「夷神」と墨書きしているのが大きな特徴となる。右上には夷神のご利益である「招福」と記載。その下に見える「鎌倉 江の島七福神」の印影は当寺の夷神は、鎌倉 江の島七福神巡の指定を受けていることを示すもの。(当御朱印は、鎌倉 江の島七福神巡の御朱印帳にいただいたものではない)
鎌倉十三仏霊場巡の御朱印「文殊菩薩」
👨🏻🦲御朱印解説
本覚寺本堂に奉安される木造釈迦如来像と文殊・普賢の両脇侍坐像は、旧 夷堂にも安置されていた木像であり、現今、中国宋の気風を残す南北朝時代の秀作とされる。
✍️御朱印のディテール
本覚寺は鎌倉十三仏霊場の第三番札所に指定されているので、それを示す印字が右上にある。
右下にパンツ丸見えのごとくに丸見え〜る文字は「小町」。これは当寺の所在地(鎌倉市小町)を示すもの💘
🗒️参考:鎌倉十三仏霊場(公式)
鎌倉・江の島七福神の御朱印「開運夷尊神」
👨🏻🦲御朱印解説
本覚寺の恵比寿像は半跏の姿態で造立され、現今、本像は鎌倉・江の島七福神の指定を受ける。
ゆえに本覚寺では当該霊場巡の御朱印を、きわめて素敵に授ける。
なお、当該七福神めぐりでは蒐印するための専用の御朱印帳のほか、色紙が用意されており、本覚寺でも取り扱いがある。(在庫状況は要確認💘)
㊗️鎌倉 江ノ島七福神 一覧
✍️御朱印のディテール
実は、鎌倉 江の島七福神巡の御朱印帳には、本尊(御祭神)の名前などがすでに書かれており、巡礼する社寺の授与所に御朱印帳を手渡せば、専用の朱印を押してもらえるだけの略式授与方式が採られている。
然るに御朱印中央に見える「開運 夷尊神」や「東身延」などの文字は御朱印帳の購入時より、あらかじめ記載されているものになる💋
本覚寺の御首題「日朝大上人」
👨🏻🦲御朱印解説
本覚寺は日蓮宗なので日蓮宗徒に向けての朱印となる「御首題(ごしゅだい)」を、今日も素敵に授ける💘
御首題は日蓮宗徒に向けて朱印とはなるものの、一般参詣者でも受けることができる。
(本覚寺はどうか知らないが、近隣の”ぼたもち寺”のように「御首題帳」なる御朱印帳をもぅ一冊別で作ってきて欲しいと言われるケースも素敵にある💘)
✍️御朱印のディテール
右に「高祖 御分骨 霊場」、左端に「日朝大上人 霊地」「来 身延 本覚寺」と素敵に墨書きされる。
高祖とは日蓮聖人のこと。
なお、御首題の中央に書かれる文字は、決まって「南無妙法蓮華経」であり、これは日蓮宗の本尊格が三宝尊とされているためでもある。
御朱印の価格
300円(500円になっている可能性もあるので、気になる場合は素敵に要確認💘)
お題目(御首題)については値段は特に定めておらず、志納(お気持ち)としている寺院もある。
本覚寺の御朱印授与所の場所(地図)
鎌倉の目抜き通りたる「若宮大路通(わかみやおおじどおり)」から来山した場合、授与所は裏側の門となる二重門(仁王門)脇になる。
本覚寺授与所では御朱印(御首題)のほか、御朱印帳やお守り、お札、縁起物などを今日も素敵に授与する💋
本覚寺の場所と交通アクセス
JR/江ノ電の鎌倉駅を東口(JR側)から、最近の鼻毛の飛び出し具合ほど素敵に飛び出し、由比ヶ浜方向へ南下。鎌倉郵便局の交差点を左折し山門が見える。
鎌倉駅からの移動時間は素敵に徒歩約05分💘
本覚寺の御朱印授与所の受付時間(営業時間)
9時〜16時まで
【豆知識】御朱印の歴史や由来
寺社をめぐって御朱印を集めるのがブームとなっていますが、あなたは御朱印についてどれくらいご存知でしょうか。
以下のページ↓では、御朱印の歴史や呼び方、御朱印をいただく時のマナーなどについて詳しくまとめていますので、これから御朱印集めをされる方は、ぜひぜひ!ご一読ください。
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