【幽霊洞窟?】鎌倉 長谷寺の境内見どころ・拝観順路(参拝所要時間)を‥‥‥知りたぃ?

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【幽霊洞窟?】鎌倉 長谷寺の境内見どころや参拝所要時間を‥‥‥知りたぃ?

本ページでは長谷観音(鎌倉)の境内見どころや滞在時間、回り方を陳述しております。

長谷寺の境内案内図

長谷寺境内の回り方(歩き方)

長谷寺の境内は拝観受付を通り、御朱印をいただく場合は拝観受付側面にある朱印所で朱印帳を預けて入山します。

そこから右回りor左回りで順に境内の堂舎や神社などめぐっていきまする。

通例であれば、最初に放生池とその周辺を見て、ここから右回りルートか左回りルートかにに分かれるのですが、左回り(反時計回り)で拝観される方が多いようです。

理由は「順路」と書かれた立て看板が放生池の池畔に立てられているからです。

放生池(左側)から良縁地蔵→ 観音堂(本堂/お守り・御朱印)へ参拝し、観音ミュージアム→、展望台(見晴らし台)へと流れて、→あじさい路(眺望散策路)→海光庵で休憩で、ここまでで半周。折り返し地点。

長谷寺は朱印所の受付場所が観音堂になるケースもあるので、御朱印をいただくのであれば本堂参拝後に朱印帳を預けて番号札をもらって、展望台→見晴らし台→ 海光庵へと進んでおいて、休憩を終えた後、本堂へ立ち寄って朱印帳を受け取って次へ進む。

次いで、阿弥陀堂→ かきがら地蔵→ 地蔵堂→ 放生池(右側)→ 大黒堂→ なごみ地蔵→ 弁天堂→ 書院(写経をする場合)→ 弁天窟→ 拝観受付(朱印帳を受け取る)→ 境外へ→ てらやショップ(拝観受付の側面/朱印所の真反対の側面)で土産選び→ 完

長谷寺の観光所要時間

平常時
  • 1時間

・境内・書院で写経をするならプラス30分〜40分(書くペースは人により様々)

・観音ミュージアムを見て回る場合はプラス30分

・昼食事する場合はプラス30分

・てらやショップ(土産物屋)で買い物する場合はプラス15分

あじさいの時期
  • 約3時間30分(混雑含む)

・境内・書院で写経をするならプラス30分〜40分

・観音ミュージアムを見て回る場合はプラス30分(混雑具合によっては入館できない場合あり)

・昼食事する場合はプラス30分を見積もる(あじさい時期は混雑するあまり訪れた時間帯によっては入店できないこともある)

・てらやショップ(土産物屋)で買い物する場合はプラス15分を見積もる

紅葉時期
  • 約1時間30分

・境内・書院で写経をするならプラス30分〜40分

・観音ミュージアムを見て回る場合はプラス30分

・昼食事する場合はプラス30分を見積もる

・てらやショップ(土産物屋)で買い物する場合はプラス15分を見積もる




長谷寺の境内見どころ一覧と楽しみ方を‥‥知っておきたぃ?

寺務所と内仏殿

ここは一般参拝者は禁足地です。寺務所は永大供養などの所用のある方のみが進入できるエリアです。

内仏殿の大きな見どころは堂舎正面右脇にはサルスベリが植栽されており、例年8月半ば頃になると見頃を迎えまする。

⬆️内仏殿。正面に「海光山」の山号が書かれた金字の扁額が見える

⬆️サルスベリ。長谷観音公式サイトより

拝観受付

長谷寺は拝観料金が必要になりますのでご注意ください。赤貧ボンビーな方で拝観料を支払えない方は拝観受付の前で遥拝するか、寺の草むしりを手伝うことで中に入れてもらえるかもしれません。..あぁ希望の光が‥

長谷寺の拝観料金
  • 大人:400円
  • 小学生:200円
  • 鎌倉市福寿手帳ご持参の方200円

※2021年6月時点
※2020年度より、あじさい開花シーズンのみ「あじさい路」が有料。観覧料金1人400円
(あじさいシーズン:5月下旬〜6月末くらいまで)

「江ノ電1日乗車券のりおりくん」&「長谷寺拝観」セット券

江ノ電と長谷寺の拝観料がセットになった、お得なチケットが期間限定で販売されています。

このチケットは、無病息災を祈り、長谷寺での祈祷が施されたオリジナルデザインです。記念品としても注目度が高いですよ!

  • 期間:2021年7月1日~2022年5月31日
  • 発売場所:藤沢駅・江ノ島駅・鎌倉駅
  • 料金:大人970円、子ども490円
  • 条件:販売当日に利用のこと。通常の「のりおりくん」と同様、特典サービスあり。
開門時間
  • 夏時間 3月~9月
    8:00 – 17:00(閉山17:30 )
  • 冬時間 10月~2月
    8:00 – 16:30(閉山17:00)

拝観受付の前には2躯(体)のお地蔵さんが‥‥。鼻血が出るほどの赤貧ボンビーな方はここで手を合わせて帰途につくという手段もありまする。

ちなみにこの先にあるオルゴール館は入館無料なので、オルゴールの音を聞いて励まされて帰るというのも一興。….励まされる?

授与所(朱印所)

拝観受付の側面は朱印所(授与所)になっており、ここで御朱印の受付をしていただけます。お守りも授与されています。

長谷寺にはこのような授与所がもう1つ、観音堂(本堂)内部にもあります。

入口の朱印所の前には「高山樗牛(たかやま ちょぎゅう)」の石碑や以下のような5躯(体)のお地蔵さんの姿も見えます。

錦鯉が泳ぐ池.レベルα(放生池?)

「レベルα(アルファ)」というのは勝手に付したネーミングですが、レベルαは境内入ってスグの池です。

この池には錦鯉が数匹、放たれており、四季折々の草木花々をご覧いただけることでしょう。

⬆️梅の時期のレベルα(放生池)

⬆️夏、新緑時期のレベルα(放生池)

錦鯉が泳ぐ池.レベルΣ

長谷寺にはもう1つ大黒堂の前にも池がありまする。

この池もレベルαの連れということで「レベルΣ(シグマ)」と命名させていただきまするが、お寺の方では「放生池(ほうじょういけ)」と呼ばれているようです。

この池にも数匹、錦鯉がヒラヒラと泳いでいまするが‥‥‥、レベルαの方との違いは竹筒(竹筧)から水が滴れ落ちたりと和風庭園の意匠を最大限に醸す。

⬆️半(半ば)ししおどし

⬆️飛び石に白砂など枯山水式の意匠も見える

大黒堂

現在の大黒堂にはありんせんが、かつてこの大黒堂には1412年(応永19年)の刻銘がある神奈川最古の大黒天像が奉安されていたのです。

現在は観音堂(本堂)脇に建つ、観音ミュージアムに収蔵されています。出陳(展示)はされていますが、毎度、ご尊容を拝せるとはかぎりませんので、気になる方は長谷寺へ要問い合わせ。

現在、堂内には「出世開運授け大黒天」および「さわり大黒」が奉安されています。これらの大黒は鎌倉江ノ島七福神の指定を受ける大黒さんたちです。うきゃ

堂内の様子

⬆️須弥壇の上には大黒天の尊像が何体か見える

⬆️540玉の大念珠

⬆️巨大な打ち出の小槌

大黒天縁日祈願祭

例年大黒さんの縁日となる9月26日には「大黒天縁日祈願祭」が営まれます。




水みくじ(なごみくじ)

大黒堂の前あたりには水に浸すと文字が浮かび上がる「水みくじ」が置かれています。

「なごみくじ」の「なごみ」の由来とは、この水盤の隣に立つ「なごみ地蔵」にちなんだものでガンス。

⬆️うぉっしゃぁぁっ!大吉GET!

「和み地蔵」を見て和む

長谷観音の新たなシンボルとも成り得る存在となっているのが「和み地蔵」です。

この表情がこれまたスゴい。まさに究極の半笑い。

この顔は「無敵の顔」とも呼ばれ、コチョばしてもズぅ〜っと変わらずこの顔のまま!!ごく稀にこういう人見かけへん?

例えばその人の名前(苗字)が「究半(きゅうはん)」やったとしたら、決まってこぅ呼ばれるんよ‥‥‥「仏(ホトケ)の究半」とかね。…..その前に「究半」て名前のヤツ地上に存在するんか?

この「和み地蔵」、台座を含めると像高120cmと意外に大きなお地蔵さまです。

長谷寺の拝観入口から入って、直進すると観音様が安置される観音堂ですが、拝観入口から入ってすぐに右手に曲ると写経場の書院へと向かう道が延びています。

その道の途中、池のほとりに和み地蔵さまがいらっしゃいます。

この和み地蔵は2007年にこの場所に祀られ、今では長谷寺の記念写真の撮影スポットの1つともなっています。

⬆️コロナ期間中は和み地蔵もマスクでお出迎え。…コロナ期間?

このように笑顔の地蔵プラス、さり気ないマスクを着用させる遊び心も、おもてなしの心と呼べるものであり、そのお寺の参拝客に対する姿勢や人間的な温もりが伝わってくるというものです。うきゃ ….”うきゃ”2発はサブぃか‥‥

 書院で写経・写仏体験をする!

⬆️書院の入口門

長谷観音の書院は「写経道場」として平成25年9月に竣工したものですが、ほかに写仏もできます。

驚くのは書院の庭ですが、庭園の意匠が醸され、さながら鎌倉という観光名所としての知名度を底上げするようなシンボリックな庭園に仕上がっています。

作庭様式は枯山水庭園です。

書院内部の様子(枯山水庭園)

書院内部は枯山水庭園になっており、四季折々の景観を楽しむこともできまする。

新旧がミックスくすクス ふぁ〜こチョば‥‥‥的な和洋折衷の建築。

この手前に見える鍵穴状の石畳は、書院最大の見どころでもあり、わざわざ京都から腕利きの職人を招聘して敷き詰めたもので、俗に”あられこぼし”と呼ばれる石畳とのこと。

最大の見どころである理由は、なんでも職人さんが来賓を楽しませるために、わざわざハート型の石コロころドコ行った‥‥‥を配置したとのこと。つまり、そのハート型の石コロころドコまでいくねんっ‥‥を探す楽しみも味わえるということです。

⬆️ハート型の石コロころころ‥‥もぅエエわぃ!

実はこの石コロこ‥‥‥ふぅ。(我慢!) は、2つあるといえば驚きますかぃ?

なんとぉぅっ!もう1つは天然が作り出したハートの石コロこ‥‥ふぅ。(耐えた!) になるとのこと。‥ということは上掲写真の石コロ‥は、(ヨシ!) 人造された石コロころころドコ行った‥ということになりまする。….あ、あれ?

写経・写仏体験の概要

この書院では写経・写仏体験ができます。

場内のほとんどが椅子席なので、正座が苦手な方でも心配ありんせん。

できる日や期間
  • 基本365日毎日
  • 持ち物:道具などはすべて揃っています。
写経・写仏の申し込み方法
  1. 入山後、写経会場(書院)にて用紙を買い求める。
  2. その後、案内に従い会場内(書院)にて写経開始。
写経の受付時間
  • 9:00~15:00
写経の値段(用紙・道具レンタル費用込み)
  • 各一部 1,200円
写経内容
  • 般若心経/写経
  • 延命十句観音経/写仏
書き終わった写経・写仏はどうする?

そのまま持ち帰っても良いですし、会場内の御宝前または観音堂に納めることもできまする。

奉納した写経・写仏は経蔵に収められ、写経清浄会(11月18日)にて清浄供養していただけます。

⬆️写経場の様子(画像提供:長谷寺公式HPより)




弁天堂

弁天堂には、かつて弘法大師空海の手彫りと伝わる尊像が奉安されており、江戸時代を迎えると「出世弁財天」の異名を持つほどに尊崇が寄せられたと伝えられています。

現在この尊像は観音ミュージアムに移され、その内部にて安置されています。(通常非公開で出陳時期は不明とのこと)

なお、現在、堂内をのぞくと内部には「八臂弁財天像」が見えまするが、これはその代わりに安置された福徳弁財天像になりまする。

弁天堂内の様子

左:虚空蔵菩薩/ 右が噂の八臂弁財天像 ….噂なん?

幽霊洞窟(弁天窟)

鎌倉長谷寺の大きな見どころの1つに「弁天窟」と呼ばれる今にも幽霊が出そうな‥、いや、モゥすでにアンタのすぐ後に‥!ギぃぃャ〜〜‥‥な洞窟がありまする。どんな洞窟や

寺伝では、長谷寺の弁財天像は弘法大師が日本各地を巡礼した際、この長谷観音へ立ち寄り、この洞窟の中で上述の八臂弁財天像を手彫りしたとのこと。

現在、この洞窟は大師が八臂弁財天像を造立した所縁から弁天窟と呼ばれ、内部には弁財天のほか、十六童子の石仏が祀られています。

⬆️弁天池?が入口と出口の間にある。左端に見えるのが出口

弁天窟内部の様子

⬆️入口入った瞬間の様子

⬆️みて、このスケベな照明の当たり方!お化け屋敷そのもの!…スケベ?

⬆️入口付近に奉安される十六童子の石仏

十六童子とは正式には弁財天をふくめた十六童子とされ、正式名は「弁財天十五童子」と呼称します。

この洞窟の十六童子は昭和42年に長谷観音の信徒の寄進により、二臂の弁財天像と共に奉納されたものです。

奉納弁財天

洞窟最奥には弁財天像が祀られており、ここではミニ弁財天像を奉納することができまする。

⬆️最奥に奉安される弁天像

⬆️素焼きのミニ弁財天像

やり方は簡単!
  1. 300円を手前の賽銭箱に投入する
  2. ミニ弁財天像を1つ取る
  3. 名前・願い事を書く
  4. 弁財天像の前に奉納する

⬆️写真は上掲、写真撮影後のおよそ半年後に行ったので奉納弁財天が増えているのが分かる

弁天池では木札祈願もできる!

弁天池では木札祈願もできます‥‥‥る。やっぱり負けた

所定の祈願内容が最初から書かれた木札が台の上に箱に入れられており、1つ祈願する木札を選んで裏側に自分の名前と年齢を書き入れて弁天池へ奉納しまする。

こぅすることで弁財天に願いを聞き届けていただけるというワケです。

⬆️弁天池の前(洞窟を出たところ)には写真のような台が設置されている

⬆️書き終わったら弁天池の所定場所に奉納するだけ。お気持ちが程度の賽銭を入れる時は手前のザルへ




地蔵堂

地蔵堂では福禄地蔵が奉斎されています。地蔵堂の手前には千体地蔵尊が祀られ、これを以って地蔵堂の御本尊・地蔵菩薩の霊域としていまする。

地蔵堂とは、地蔵信仰の結晶と成り得るものであり、観音信仰と共に代表的な庶民信仰に挙げられまする。

千体地蔵尊

⬆️千体地蔵尊⬆️卍池

⬆️堂の裏側にも千体地蔵が‥‥。⬆️金色の福禄地蔵菩薩

稲荷社(かきがら稲荷)

長谷寺に伝わる渡海縁起によれば、海に漂った観音像は体躯に付着した「牡蠣殻(かきがら)」の導きにより当地へ流れ着いたと伝えられています。

御祭神は当初、荒神だったそうですが、後年、稲荷社として再興されており、観音像の漂着した6月18日が縁日と定められています。

⬆️かきがら稲荷の御神体

阿弥陀堂

阿弥陀堂の内部には阿弥陀如来が安置されています。

本像は鎌倉幕府初代将軍・源頼朝卿の厄災消除を祈念して造立された尊像であるといわれ、以来、時代を下りながら「厄除阿弥陀」として尊崇が寄せられてきた像です。

「上品上生」の印相を組む丈六(約4.85m)の阿弥陀像は鎌倉内でも珍しい像であり、鎌倉六阿弥陀の一尊にも数えられています。

堂内の様子

⬆️噂の御本尊「阿弥陀如来坐像」⬆️巨大な木魚が見える

※金箔奉納のお願い※

堂内にはもう一尊、金色の如意輪観音像が安置されていましたが、現在、修理のため工房へ移動されています。

長谷寺では金箔奉納を募集しています。詳しくは長谷寺公式ホームページまで




観音堂(本堂)

※観音堂の内部は写真撮影禁止※下記写真は一部お借りしたものが含まれています※ ⬆️外観

⬆️堂舎出入口

観音堂で十一面観音立像をお詣り!

※画像は長谷寺のポストカードのものを引用

  • 像高:9.18メートル
  • 様式:長谷寺式十一面観音(長谷型観音)

本堂にあたる観音堂には、ご本尊の木造十一面観音立像が安置されています。

像高9.18メートルの大観音像は、奈良時代に奈良の長谷寺に安置される観音像と同じ木から彫られたと伝えられる圧巻の仏像です。

科学的分析によれば、室町時代の仏像ではないかという説もありますが、いずれにしても後補(後世に修復された)の痕跡が目立ち、いつの時代に造立されたのかは判然としていません。

形状は「長谷寺式十一面観音(長谷型観音)」と呼ばれる様式です。この様式は右手に数珠と錫杖、左手に水瓶を持っています。方形の磐石の上に立つ立像です。

左手の水瓶が意外に小さいことに驚かれる人が多いかもしれません。また左手小指が立っているのも、この観音像の特徴ということなので、ぜひ注目しておきたいところです。

光背に関しては、関東大震災による被害がいちじるしく、震災後に取り外されています。現在見ることのできる光背は1991年(平成3年)になってから、仏師の西村公朝氏の監修によって作られたアルミ製の光背です。

天井画

観音堂内部入口(外陣)の天井は格子天井になっており、マス目(格子)の1つ1つにはカラフルふるふるコノヤローなほどの色彩が施されています。

御朱印とお守り

観音堂では御朱印とお守りをいただけます。

長谷観音でいただける御朱印とお守りに関しては下記ページをご覧ください。

経蔵

経蔵には回転式の「転輪蔵(てんりんぞう)」が設置されており、書架を回転させることができます。

このような経蔵は長谷観音だけの特有のものではなく、それなりの伽藍を有する寺院であれば境内に経蔵があります。そして、その内部には同じように輪転蔵が設置されており、輪転蔵の中には一切経などが収められています。

この輪転蔵は名前の通り、回転させることができるのですが、この理由は、これを1周させることによって中に収納される経典をすべて読経したことと同じだけの功徳を積むことができるとされているからです。

⬆️転輪蔵

このほか、堂内にはマニ車が18基設置されています。

「マニ」は漢字で書くと「摩尼車」。これは「如意宝珠(サンスクリット語「cintāmaṇi」)」の略語です。単独では「宝珠」の意味をもちまする。マニ車の側面には経文が刻まれており、これを回転させることで、それらを唱えたのと同様の功徳が得られるとされています。

このようなマニ車は経蔵だけにあるものではなく、寺院によって設置されている場所は異なります。例えば、広島県宮島の大聖院などは山門に至るまでの石階段の手すりに設置されていたり、堂舎の前に置かれていたりします。

⬆️「転輪蔵」の扁額が見える

長谷観音の経蔵が回せる日
  • 毎月18日(観音御縁日)
  • 正月三が日
  • 仏会(かんぶつえ)※毎年4月8日
  • 四萬六千日

良縁地蔵(3ヶ所)で縁結び

⬆️なぜか左が一番背が高い。男地蔵か?それで右隣が嫁。一番右端が愛人?…殺意さえ芽生え始めている状況でのこの笑顔は恐怖。

「良縁地蔵」は観音堂から石階段を降りた先にあります。小さいので見落とすこともありますが、行きと帰りとで必ず違う参拝路を通れば、特に注意深く身構えていなくても出会えます。

良縁地蔵も和み地蔵と同じく2007年に置かれた像高約30cmほどの小さなお地蔵さまです。

なお、このような3バカトリオ‥‥おっと、3人組み!!の良縁地蔵が、長谷寺境内に3ヶ所いらっしゃいます。

  • 紫陽花の良縁地蔵:庭園の上方
  • 竹林の良縁地蔵:有料庭園の出口すぐ
  • 海の見える良縁地蔵:山門を入って左側に進み、見晴台方面の左側

全部見つけると幸せになれるという説も‥‥。

全部見つけなくても、信仰心があればお地蔵さまはご加護をくださいますが、折角なので境内めぐりの際に、背丈の小さな良縁地蔵さまを見つけてみてくださいな。

展望台から由比ヶ浜や眼下の眺望を楽しむ!

この長谷寺は坂東三十三観音霊場の第4番札所の指定を受けていることから、次のような御詠歌があります。

はせでらへ まいりて沖を ながむれば 由井のみぎはに 立はしら浪」
(長谷寺へ 詣りて沖を 眺むれば 由比のみぎわに 立つは白波)

御詠歌の意味
「長谷寺へ参拝して本堂の前から由比ヶ浜の沖を眺めれば、水際に立つ、美しい白波を見ることができる‥‥ これも観音様の導きか。」
‥‥‥などの意味合い。

坂東三十三観音霊場を巡礼されている方であれば4番札所の御朱印をいただく際、お願いすれば長谷寺にまつわる和歌、すなわち御詠歌を書いていただくことができます。

「由井」というのは、「由比ヶ浜」のかなり古い呼び名です。

おそらく昔も今と変わらず、長谷観音の本堂からは由比ヶ浜を「絶景」と呼べるにふさわしい形で眺めることができたのでしょう。

それを証明するかの如く、この展望台からは見事な眺望がご覧いただけまする。

本堂(観音堂)の奥は展望台になっており、休憩ができる林間学校ピクニックテーブルセットが設置されている….林間学校?

雲1つない青空‥‥。「キレイ。‥‥世界って本当にキレイ…フィオ? なんでいきなり紅豚

⬆️由比ヶ浜。現在は民家が軒を連ねているため絶景に近い形で見るのは困難か‥‥。フぇっっ‥‥くしゅん! …クシャミ?

鐘楼

長谷観音の鐘楼に吊られている梵鐘は「鎌倉4大古鐘」の一角に数えられるほどの歴史を有し、寺伝によれば1264年(文永元年/鎌倉時代)に鋳造されたものです。

制作者は「物部季重(もののべすえしげ)という鋳物師であり、実際にその刻銘があります。

鎌倉においては3番目に古い梵鐘であり、昭和28年に国の重要文化財の指定を受けています。

なお、現在鐘楼に吊られている梵鐘は昭和59年に新鋳されたものですが、20年程前までは普通に長谷一帯の刻を告げる「時の鐘」として実際に撞かれていました。

オリジナルは現在、観音ミュージアムにて展示収蔵されていまする。

鐘楼の前の梅も見どころ!

鐘楼の前には梅が植栽されており、例年1月下旬頃になると見頃を迎え、鎌倉の冬明けを告げます。




長谷寺でランチを食べる!

海光庵

海光庵では人気の「お寺のカレー(スープ付き)1000円」を筆頭にパスタや、おでん、カレーうどんを食べることができます。

お寺のカレーはお寺で作るカレーらしく精進料理として肉をいっさい使わずにじゃがいもやブロッコリー人参、トマトなどの野菜や山菜(こんにゃく)などの具材が代わりに使用されています。

⬆️かまくらビール

  • ビーガンミートパスタ900円
  • 寺まんじゅう250円
  • みそ田楽350円
  • ところてん550円
  • おでん650円
デザート
  • 大吉だんご(2本)350円
  • ぜんざい550円
  • くずきり550円
  • バニラアイス550円
  • だんごセット800円
ドリンク
  • コーヒー(アイスorHOT)500円
  • 紅茶(アイスorHOT)500円
  • 緑茶(急須)500円
  • 甘酒400円
  • オレンジジュース500円
  • コカコーラ500円
  • 生ビール700円
  • 日本酒700円
  • 鎌倉梅酒700円
  • ノンアルコールビール500円
  • 鎌倉ビール750円

長谷寺の石碑・句碑

金色の聖観音像

後述、観音ミュージアムの前にある黄金の観音像です。これ売ったら億いくか?

このテカリ具合‥‥‥髪型セットできそぅ。胸筋スゴっ。金子賢並み。ドツかれたら痛そぅ アうっ。 …何がやりたいねん

  • 材質:ブロンズ
  • 作者:北村西望(文化勲章の彫刻家)

石造釈迦如来坐像并四天王像

中央に座すのが釈迦如来。その周囲に置かれている立像が四天王像です。四天王像が中座の釈迦如来を守護していることになりまする。

仏足石

一般的に仏足石の仏足とは釈尊の足のことを指します。このような仏足石というのは何もこの長谷寺だけにあるのではなく、全国の寺社の境内などで見かけることができまする。

寺まんじゅう【長谷寺限定販売】

野菜や大豆のみを使用した作られたその名も「寺まんじゅう」。精進料理の一環から、お肉が使用できないので、言わば「精進まんじゅう」。

味は100均ローソンで売っている肉まんよりも濃厚で野菜エキスがタップリぷりプリと凝縮された形で詰め込まれた「まんじゅう」でゴンす。

  • 1個220円!

  ⬆️断面はこんな感じ。大豆以外にタケノコのこノコが入ってたな。

観音ミュージアム

長谷観音の観音堂(本堂)には新ピカの観音ミュージアムが併設されており、館内にて長谷観音に伝わる仏像や懸け仏、鰐口、鐘(梵鐘)などの展示のほか、映像やタッチパネルを用いた長谷観音の縁起の解説があります。

狭い敷地面積ながら濃厚な知識を学習することができます。

鎌倉江ノ島七福神めぐりをされている方は当館内の2階に指定の大黒天像が安置されていますので、ぜひ、手を合わせておいてください。

観音ミュージアムが建てられた理由(経緯)

長谷観音には古来、伝承される寺宝があり、これらの展示を明治時代から行なっています。

現在の新ピカのミュージアムは長谷寺宝物館の開館35周年を記念して平成27年に竣工された新ピカの博物館です。

従来までの展示だけに留まらず、最新式の映像やタッチパネル式の端末機を用いて様々な尺度から見た長谷寺の関することが学べます。 




鎌倉長谷寺の季節の見どころ

長谷寺の梅

長谷寺の桜

眺望散策路のあじさい(別名:あじさい路)

長谷寺は、あじさいの季節には「あじさい寺」と呼ばれることもあり、例年6月頃になると眺望散策路に人が殺到します。

多くの人が、こんなに素晴らしいあじさいは見たことがないと口を揃えますが、それだけにたくさんの人が集まるのも事実です。

某・旅行雑誌などでよく掲載されているのが散見されますが、あじさいと由比ヶ浜を1つのフレーム内に収めた写真が撮影できる場所は希少です。

まさに長谷寺の名物となる光景です。

あじさいシーズンの長谷寺は混雑は必至ですが、それに見合うだけの価値は十分にありまする。

長谷寺の紅葉

長谷寺はアジサイのシーズンになれば「あじさい路」のアジサイたちが待ちかねたかのように一斉に咲き乱れ、秋の紅葉シーズンになれば、境内の諸所に植樹されたモミジたちによる紅葉がはじまりまする。

そしてさらに春になれば、今度は桜が開花する様子を楽しめまする。

以上のように長谷寺の境内では春には桜、初夏にはアジサイ、秋には紅葉が楽しめる隙が少ないお寺なのであ〜る! 隙が少ない?

長谷寺の紅葉シーズンのライトアップ

また、長谷寺では毎年、紅葉時期は夜間ライトアップが開催されており、ライトに照射された時折見せる君のオカメインコのようなチークのように真っ赤で美しい紅葉が見られます。よぅ分からんわ

【参考】長谷寺夜間ライトアップ期間【2020年】
  • 11月1日(日)~12月20日(日)
    ※2020年度はコロナ禍ということもあり、感染拡大防止対策が採られ、密集・密接を避けるた、期間が長く設けていまする
ライトアップ開始時間
  • 日没~閉門18時30分(閉山19時00分)

ライトアップ拝観料
  • 大人400円 小学生200円
    ※江ノ電1日乗車券のりおりくん&長谷寺拝観セット券(大人970円/小人490円)がお得!(販売場所:藤沢駅/江ノ島駅/鎌倉駅)

なお、ライトアップ期間中はサービス企画として本堂(観音堂)が特別ライトアップ(レーザーマッピング)されまする。

長谷寺の紅葉時期の夜間プロジェックションマッピング&観音堂レーザー照射!

2020年度は「長谷寺の四季と未来」をテーマとして観音堂がレーザーで照射&プロジェクションマッピングにて彩られます。

⬆️通常ライトアップ時の観音堂

⬆️レーザーマッピング時の観音堂

⬆️長谷寺の秋の紅葉をイメージしたモミジのプロジェッションマッピング

⬆️2021年度の長谷寺の観音様の造立を記念した1300年のプロジェッションマッピング

観音堂レーザーマッピングの日程
  • 11月7日(土)~11月23日(月・祝)

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長谷寺付近の見どころ

オルゴール堂

館内には、大小、形状様々な多種類のオルゴールが置かれていまする。

館内に入るのは無料。店内には様々な値段のオルゴールが並べられており、1000円代のものあれば万もするオルゴールもありまする。

オルゴール堂の内部ってどんな感じ?入店した感想

店内は常にオルゴールが流れており、オルゴールを売っているお店というよりは古き良き鎌倉という土地柄をスケールアップさせるためのアトラクションのような気さえします。

あまり不用意に滞在しすぎると怪しまれるのでタダで利用する際はほどほどに‥。

土産物屋

江ノ電長谷駅〜長谷観音〜鎌倉大仏の道中は道幅がそれほど広くは無いのですが、幅狭な歩道沿いに和雑貨のお店やグルメやランチ、スイーツを楽しめるお店、サーフショップなどが軒を連ねています。

これらのお店の中からベストなお土産を以下のようなページでまとめています。

長谷寺のお問い合わせ先・拝観時間・拝観料金

長谷寺の開門時間・拝観料・お問い合わせ先

  • 住所:神奈川県鎌倉市長谷3丁目11
  • TEL:0467-22-6300
  • FAX:0467-22-6303
  • 開門時間:
    3月~9月/8:00~17:00(閉山17:30)
    10月~2月/8:00~16:30(閉山17:00)
  • 拝観料金:大人300円 小学生100
長谷寺の拝観料改訂のお知らせ

長谷寺では、2019年4月1日より、拝観料などが以下の通り改定となります。

  • 拝観料(大人):300円→400円
  • 拝観料(小人):100円→200円
  • 拝観料(鎌倉市福寿手帳ご持参の方):無料→200円
  • 写経写仏志納金:1,000円→1,200円

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