【江の島エスカーはナゼ造られた?】歴史や営業時間と特徴(長さ・所要時間)を…グぇっ、知る❓

江の島エスカーはロープウェイではない

江の島は島ではあるも、標高60メートルもあることから、県外から来遊するほとんどの観光客が「エスカー」と聞くと、ロープウェイのことだと思い込んでしまっているらしい。

確かに、名前からしてもロープウェイだと”五人”斬りで名を馳せるかの如くに”誤認”しちまぅので、間違われても仕方なかろぅ。

エスカーは全国でも類を見ない!屋外の有料エスカレーター!

江の島エスカーは、全国的にも稀有な”優良”なほどに”有料”なエスカレーターとな〜る。

現在、江ノ電で知られる江ノ島電鉄が所有・運営する。

江の島エスカーの営業時間

8:50〜19:45

※営業時間は変更になる可能性もあるので事前確認要💘

その他、島内主要施設の営業時間

施設営業時間
仲見世商店街の土産店など8時30分頃〜19時00頃まで
(店によるが食べ歩き系は朝早くor遅くまでの営業を散見)
江島神社
(辺津宮・中津宮・奥津宮)
8時30分~17時00分
※境内は24時間参拝可能💋
江島神社(奉安殿)8時30分~16時30分
江の島シーキャンドル9時〜20時30分
サムエル・コッキング苑9時〜20時30分
※最終入場は閉苑30分前まで。
江の島岩屋(洞窟)夏:9時00分~18時00分
※最終入場は18時30分
冬:9時00分~17時00分
※季節によって異なる。

以上の営業時間はあくまでも目安💋季節によって若干の変動あり。

詳細は各施設の公式情報などを要チェック💘

江の島エスカーの移動時間(所要時間)

  • 約5分(現地看板に記載)
    ※公式サイトには4分と表記💘

この時間は純粋にエスカーに乗っかっている時間であり、エスカーの乗り継ぎのために歩く時間は含まない。エスカー、スイカぁ〜種ぴゅぴゅぴゅ 意味不明

エスカーを利用しなければ頂上まで何分かかるのか?

江の島は最高標高が60.4m、面積0.41km²、海岸線長4kmある陸繋島(完全な陸の孤島ではない)とされる。

たとえば江の島の正面玄関にあたる江島神社の瑞心門から島の頂上にあたる3区の降口(サムエルコッキング苑入口広場/大道芸広場)まで歩いたとすると15分〜20分くらいはかかる。(現地案内板には階段約260段、所要時間20分の記載がある)

⬆️真暑のクソ夏ぃある日、スーパーに入って自動ドアうぃ〜ン‥の瞬間に感じる店内の冷たき空気と生きてて良かっとぅぁ〜‥具合ほど噂の‥‥ 「エスカー1の現地看板」

江の島は麓から山頂までを直線状に結ぶと距離的に1キロメートルに満たないと思われるが、緩やかな坂道や階段がグルグル🌀と、つづら折れ状(変則的なカーブ)に連続するので、それなりに距離と時間を要す〜る。

江の島エスカーの距離

全長106m(3区間の合計)。4基のエスカレーターを用い、高低差46mの麓と山頂とを連絡する。

江の島エスカーに乗れる限界人数

建設当時(昭和初頭)のエスカーの輸送力としては、1時間当たり8,000人の見込みで設置されたらしい。

リニューアル(2011年/平成23年)以降のエスカーの機能概要

以下、江ノ電が公表したエスカーの製造会社である日立製作所の公式記録より引用したもの💋


第1連・第2連第3連・第4連
電源交流200ボルト交流200ボルト
電動機40馬力20馬力
傾斜角度30度30度
速度毎分27メートル毎分27メートル
斜距26メートル20メートル
輸送能力毎時8000人毎時5000人

トンネルの構造

厚さ約20センチメートル
形状四角形
材質コンクリート

エスカーの特徴

上りのみのエスカレーターとはなるも、距離が100メートル級であることから、トンネル内には数多の広告が掲出され‥‥ていたが、2023年8月現在、どうやら広告は消え失せた模様💘(後述)

江の島エスカーの設置場所

江の島エスカーは江の島島内の以下の場所に設置され〜る。

上掲、地図(Googleマップ)を見ると、エスカーの第1区の出口と第2区の入口が少し離れているも、3区に分けて効果的に配置されていることが分かる。




第一区

🛤️乗り場(外観)

⬆️エスカー1の券売窓口と乗り場外観

⬆️エスカー1の券売窓口の様子

⬆️購入したエスカー搭乗チケット

⬆️エスカーのチケット裏面は記念スタンプが押せるようになっているのでお忘れなく♡(1区の乗り口に記念スタンプの設置があ〜る)

🛤️内部の様子

⬆️第一連の乗り口の様子💋

⬆️第一連目の内部の様子💕

江の島灯籠(2023)では1区の1連目と2連目のエスカー内部にのみ、江の島縁起で知られる五頭龍と天女(江島弁財天)の恋💋物語を表した映像が上映された。

⬆️第二連目の内部の様子❤️

江の島灯籠(2023)第一区2連目の映像は1連目に映し出されたものとは、また違った。

”搭乗”時間はフルチンで”登場”して逮捕されるかの如くに、異なる映像が見られるコダワリよぅが嬉しかった。

来客を少しでも楽しませようとする心意気に心打たれた‥今日この頃でもあった。何いうとんのかよぅ分からんワ …ダマっとけ

⬆️第一連と第二連の間の移動空間(踊り場)

エスカー1はエスカー(エスカレーター)が2連(2本)、間をあけて設置されているので、上掲写真に見られるような乗り継ぎのための空間があ〜る。

右端に扇風機が見えるが、これは換気目的の設置とみて良い。エスカー内部は適度に空調が効いているので、涼しぅい〜🎐

⬆️上掲写真は2020年10月に撮影したもの。

2020年10月は内部が薄緑色の壁面だった。それとエノスイ(水族館)などのライトボックス広告が右壁面に掲出されていたが、2023年08月には上記or下掲写真(後述)に見られるようにトンネル内がすべてステンレス調の壁パネルに改造されてい‥‥申す。あひょ

⬆️上掲写真は2022年07月27日に撮影したもの。

2022年07月には、まだ薄緑の壁面だったことが分か〜る。

壁パネルをよく見ると目地が”死人”の如くに”視認”できるが、これは運びやすくするために脱着できる仕様になっていると推察できる。

つまり、単純にステンレス調の壁面に張り替えたとも思え〜る💕

🛤️降り口(外観)

⬆️エスカー1出口を出た瞬間の景色💕正面に辺津宮本殿。右に見えるのは「銭洗白龍王と手水鉢」💋

⬆️エスカー1出口の外観

🛤️第一区エスカーの場所

1区の出口はGoogleマップには表記が無いのだが、上掲地図中の「銭洗白龍王」の右奥あたりにある。(御朱印所の横)

第一区出口から→第二区入口までの主要スポット

💋江島神社・瑞心門(ずいしんもん)エスカー券売機脇に屹立する龍宮造りの門)

💋江島神社・辺津宮

💋江島神社・奉安殿弁天像を奉置)

💋江島神社・御朱印授与所




第二区

🛤️乗り場(外観)

⬆️エスカー2の乗り口外観

🛤️内部の様子

⬆️エスカレーター(エスカー)乗り口の様子❤️

⬆️内部トンネル内の様子

上掲写真は2023年08月に撮影したものだが、エスカー2のトンネル内部もエスカー1のような映像を流す演出は無いながらも、ステンレス調の壁面に張り替えている様子がうかがえる。

これは江の島灯籠の期間限定で映像を流すための意図で張り替えたのではないことを意味す〜る💋

🛤️降り口(外観)

⬆️エスカー2の出口から見える景色💕

⬆️エスカー2の出口外観(昼)

⬆️エスカー2の出口外観(夜)

🛤️第二区エスカーの場所

🛤️第二区出口から→第三区入口までの主要スポット

💋江島神社・中津宮

💋中津宮・広場(花壇)

💋プチ展望台(2区エスカー入口前)

第三区

🛤️乗り場(外観)

⬆️エスカー3の入口外観

⬆️エスカー3の入口外観(夜イベントライトアップ時)

⬆️エスカー3の入口外観(夜/平時)

⬆️エスカー3の入口外観(逆側から)

🛤️内部の様子

⬆️エスカー(エスカレーター)乗り口の様子⬆️エスカー3のトンネル内部の様子

そこの女性諸君!ショート丈のスカートはいていると、おパンティが見えちまぃ、男性諸君をタダで喜ばせて、タダでピンこ立たせる(テント設営🌋)だけの結果を生む😍

くれぐれもスカート丈には注意ザマス💘

🛤️降り口(外観)

⬆️エスカー3の出口から見える景色

⬆️エスカー3の出口外観

🛤️第三区エスカーの場所

第三区出口以降の主要スポット

💋サムエル・コッキング苑

💋江島神社・奥津宮

💋江島神社・龍宮

💋龍恋の鐘(龍ヶ岡広場)

💋稚児ヶ淵(岩棚)

💋江の島岩屋洞窟




江の島エスカーが設置された理由

島内頂上の植物園(現・サムエルコッキング苑)へ行くために設置された!

1951年(昭和26年)3月25日、江ノ島電気鉄道(現・江ノ島電鉄)は社名を「江ノ島鎌倉観光」へと改称し、新事業として植物園を開業した。

ところが、この植物園は島の頂上に営まれたため、麓から階段やら坂道を登っていく必要があり、わざわざシンドぃ思いをして足を運ぶ観光客は多くはなかった。

実はこの当時、植物園のみならず、島内奥の主要観光スポットに位置付けられる奥津宮(江島神社)や岩屋洞窟なども観光客が島奥まで、なかなか足を運ばなかったことから、効果的な誘致が急務とされていた。

そこでこの打開策として打ち出されたのがエスカー建造計画だったが、我が国屈指の史跡名勝にも名前を連ねる江の島の”景観”が、”警官”に逮捕されかけ冷や汗ドっひゃぁ〜‥てな如くに変貌してしまぅことが憂慮され、計画の見直しを余儀なくされた。..あのさ、もぅダマっといて

そして新たに打ち出されたのが、エスカーをトンネル式に施工し、外観上、見えなくすることで建設反対派の島民や文化財保護委員会(現・文化庁)らの同意を得たのだった。

以上のような紆余曲折を経て、1959年(昭和34年)7月23日、江の島エスカーは我が国初の屋外エスカレーターとして開通した。

1960年代初頭に同社が実施した調査によると、江ノ島弁天大橋を渡橋する観光客の約6割がエスカーを利用したらしく、植物園をはじめとした島内奥の奥津宮や岩屋にまで足を運ぶ観光客が大幅に増加したらしい。

🐣豆知識【ピヨ1

江の島は1954年(昭和29年)7月1日に江の島水族館(現・エノスイ)が開業すると観光客が大幅に増加した。(我が国で初めてイルカショー🐬を公開💋)

🐣豆知識【ピヨ2】

「エスカレーター」という言葉は実は米オーチスエレベーター社の登録商標とな〜る。

”紅葉”していくかの如くに”公用”されるようになると普通名称化した。(同社は商標権をすで放棄済み)

🐣豆知識【ピヨ3】

我が国で初めて設置されたエスカレーターは、1914年(大正三年)3月に東京市の上野公園地(現・上野恩賜公園)で開催された「東京大正博覧会」で設置されたものが初例らしい。

他に通行料金が必要なエスカレーターはある?

実は当該エスカーのような有料で乗ることのでき〜るエスカレーターが全国にも、わずかながらあるらしく、調べたところ以下のような有料エスカレーターがあったので掲載しておこぅと思ふ❤️

以下、画像一部ウィキぺディア引用

飯盛山スロープコンベア(福島県会津若松市)

🛤️参考料金
  • 大人250円
  • 小人150円
🛤️概要

会津観光開発株式会社

エスカヒル鳴門内のエスカレーター(徳島県鳴門市)

🛤️参考料金
  • 大人400円(往復)
  • 小中学生100円(往復)
  • 幼児無料
🛤️概要

鳴門観光興行株式会社

日本一長いエスカレーターはドコにある?

マジックストロー(ニューレオマワールド)

我が国最長のエスカレーターとされるのは、丸亀市(香川県)のニューレオマワールドに設置される「マジックストロー」と称するエスカレーターらっしぅい。

高低差42メートル、全長96メートル、所要時間3分14秒で日本一だが、これは一連(1本)だけを評価したもの。

🛤️概要

レオマリゾート

スペースウォーカー(ホテル浦島)

3連つづきだとホテル浦島(和歌山)のスペースウォーカーの高低差80メートル、全長154メートルがある。

搭乗所要時間:5分45秒

階段の段数で例えると428段分あるらしい。

当ホテルの概要については下記、楽天トラベルを要チェック💘

ひじやまスカイウォーク

ほか、ひじやまスカイウォーク(広島市)では、ムービングウォーク(動く歩道)を含めば、総延長207.4m、高低差37.5mとなり、マジックストローの倍の長さにはなる。

🛤️概要

広島市




逆に日本一短いエスカレーターはドコにある?

日本一短いエスカレーターはJR川崎前のモアーズに設置される、その名も「プチカレーター」の高低差83.4センチメートル、段数わずか5段、所要時間約8秒‥になる。

どうやらプチカレーターは1991年版のギネスブックに掲載があるらしい。⬆️光速貧乏ゆすりした後に来る半立ち現象ほど噂の‥‥「プチカレーター」

しクぁし、ナゼにわざわざ金をかけてプチエスカーを設置したのか?

その理由を調べたところ、どうやら本来、日常的に散見される通例のエスカレーターを設置する予定だったらしいが、床下に図太い梁(はり/建築材)があることが分かり、急遽、距離を縮めた結果が現状になるらしい。

🛤️概要

川崎モアーズ

エスカー利用時の注意

江の島エスカーは往路(登り)のみ利用可能な単線構造であり、一般のエスカレーターのように降り(復路)部分の設置がない。

すなわち、”復路”(帰り)は”袋”を膨らませてパンっ!ヒゃ〜😱‥‥てな驚き具合ほど利用不可とな〜る。…..。…..。

「エスカー」の名前の由来

単純にエスカレーターであることから、エスカレーターの「エスカ」を採用したらしいが、当時の江ノ島鎌倉観光(現・江ノ島電鉄)の議事録によると、どうやら社員が当該エスカレーターは下り部分が無いので、「上がるだけ」という意味合いで「エスカ」にしてはどうか?‥‥という提案があったらしく、結果的にそれが採用されたことにな〜る。

※注釈※:「エスカレーター」の「エスカ」とは、「上昇」「拡大」などの意味があ〜る💋

江の島エスカーの運営者・現地管理者

経営・所有者:江ノ島電鉄株式会社

現場管理者:日立ビルシステム

江ノ電エスカーの簡単な歴史

1949年(昭和24年)

江ノ島電気鉄道の取締役・五島慶太が社名を「江ノ島鎌倉観光」へと改称する。

1951年(昭和26年)

江ノ島鎌倉観光が藤沢市より「熱帯植物園」の譲渡を受け、新たに平和塔(現・シーキャンドル/灯台)併設の植物園を開園す。

1959年(昭和34年)

7月23日、我が国初の屋外エスカレーターとして「江ノ島エスカー」が営業開始す。

2010年(平成22年)

第一区のエスカーがリニューアルす。

2011年(平成23年)

第二区と第三区のエスカーがリニューアルす。

2016年(平成28年)

藤沢市、エスカー乗り場前に観光客向けの「FUJISAWA Free Wi-Fi」無料アクセスポイントを設置す。(1回の接続で30分まで利用可能💘)

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