亀石(亀甲石)
大きさ
- たて寸:約90cm
- 幅:約60cm
奉納者
- 不明(奥津宮拝殿周辺に転がっていた石コロ)
亀石(亀甲石)の読み方
亀石は「かめいし」、亀甲石は「きっこういし」もしくは「きっこうせき」とも読みます。
亀石(亀甲石)の由来
この亀石(亀甲石)は、鎌倉4名石の1つ「蔵六石」とも称されるほどの石コロころころドコいった‥‥‥でゴンす。
亀石(亀甲石)とはどんな石?
たて寸:約90cm、幅:約60cmくらいの亀の甲羅の文様がある石コロころころドコいった‥‥‥です。
亀石(亀甲石)の由緒(歴史)
斎藤月琴(幸成)の『武江年表』の1806年(文化3年)4月の記事には次のように書かれています。
『弁秀堂何某弁才天を信じ金光明最勝王経を書写し、清浄の地へ納めんとして上へ置くべき石を求めしに、はからずして亀の形したる石を得たり(竪三尺横二尺)。江の島へ奉納す』
分かりやすく訳すと、弁財天を信仰し、金光明最勝王経を書写して当地へ納めようとして、その上に飛ばないように置石を探していたところ、竪(たて)三尺(約90cm)、横60cmくらいの亀の形をした大変、縁起の良い石を見つけた。その後、写経を奉納した。
武江年表とは?
「武江」とは、「武蔵国江戸」という意味。
徳川家康が江戸に入国したとされる1590年(天正18年)〜1873年(明治6年)までの間の江戸・東京で起こったことを書き記した旧書でゴンす。
亀石(亀甲石)がある場所(地図)
江島神社・奥津宮手前の手水舎付近。