【梶原郷の歴史】地名の由来や意味とは❓|神奈川県 鎌倉市

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梶原とは❓

梶原(かじわら)は北鎌倉の以西、長谷の以北に広がる地域であり、平安時代は「梶原郷(かじわらごう)」と呼ばれた地。

梶原郷とは?

梶原郷とは、現在の梶原を中心とした周辺一帯の以下の地域を指す。

  • 笛田(ふえだ)、手広(てびろ)、寺分(てらぶん)、常盤(ときわ)、山崎(やまざき)….etc

平安時代中期成立の「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」に登場するのが有史上の初出となる。

梶原の地名の由来や意味とは❓

「梶原」の由来は梶原景時公の別邸(代々の梶原氏の居館)がかつてこの神社の場所に建っていた云われ、これが由来とされる。

室町期の南北朝時代に成立した「尊卑分脈(そんひぶんみゃく)」によると、鎌倉五郎忠通(ただみち)の次弟である鎌倉権太夫景通が梶原郷(当地)に居(館)を構えた後、当地を「梶原」と呼びならわしたとある。

また、景通の嫡男(長男)の梶原景久は、家号を「梶原氏」へと改めた伝わる。

鎌倉誌によると、鎌倉権五郎景政(正)が居処とした旧地に同じ鎌倉党の梶原氏が居を構えるようになり、およそ平安末期から鎌倉初期頃、梶原ヶ谷の最奥部には、梶原氏の館があったと伝わる。

そして1190年(建久元年)9月、御祭神として奉斎される梶原景時公その人が、現在地に御霊社を創建したと伝わる。

梶原の「梶」の名前の由来

元来、「梶原」の「梶」は「穀原」と書いて「かじわら」と呼び、その由来としては、当地はかつて、穀(かじ/梶)の木が群生していた野原であり、「穀」は「楮(こうぞ/梶の木)」のことを指すと云われる。


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梶原ヶ谷の地形

八幡宮と由比ヶ浜を中心に鎌倉を上空から見た時、切り通しが東西南北に存在し、アメーバ状に谷戸(やと)が広がっていることが分かる。

これらの谷戸には御家人たちが自分たちの本補所領(飛び地にある本来の所領)を離れ、鎌倉殿へ奉仕するための居館を建てるための用地が下賜されたが、その数ある谷戸の中で梶原景時公に与えられたのが、梶原ヶ谷(かじがわらがやつ)、すなわち現在の梶原だった。

これらの谷戸には共通点があり、谷戸に入ると扇状に広がって次第に高くなり、この複雑な地形に一族郎党が住む小屋が点在するように建てられたと云われる。

谷戸の最奥部には上水・下水を区別したことが想像できる溝が2本通り、周囲には城の原型を匂わせる土堤や石組が小刻みに配置されていたことが発掘により明らかにされてい‥申す。パハっ

また、防衛にも一役買い、背後にそびえる山の左右の尾根は谷戸の入口手前まで続き、その入口は数メートルしか幅がないほど狭く、弓矢をひきつがえての方向転換が困難となるような難所でもあった。

現在の梶原の地形

梶原は昭和の初め頃までは田園風景が望める風光明媚な場所だったが、北側に開かれた繁華街である大船が世間の注目を集めたこと、その大船の発展により人口が急増し、湘南モノレールが敷設されたこと、そして何より、観光地として鎌倉の名前が世に知られるようになると、田園風景は失われ、住宅地や学校が点在する街へと変貌を遂げる。

戦国時代の梶原

戦国時代になると関東一円は後北条氏の知行するところとなり、当地を支配した戦国大名の北条氏康が作らせた「小田原衆所領役帳」によると、松山衆太田豊後守が東郡須崎梶原を知行したことが記される。

江戸時代の梶原

永禄年間

江戸時代の永禄年間には須崎郷(現在の山崎)に組み込まれ、風土記稿によると小松郷に組み込まれたとされる。

寛永年間

寛永年間(1633年/寛永十年)の梶原は幕府の直轄領だった。すなわち一般人が住めない状況にあった。

明治時代

明治時代中頃には36戸の農家の存在が確認されており、隣接する手広地区との境目は区画整理が及ばす、入り組んだ状態になってい‥‥‥申す。ヤっ (最近ネタ切れやねん)

往時は深沢村の1つ。

近世の梶原

1948年(昭和23年)に鎌倉市の大字に指定され、昭和58年2月7日の住居表示によって、現在の梶原1丁目から5丁目の町名が割り当てられた。

小字:古川、八丁面、外耕地、内耕地、宮里、薮下、道手谷、山之神、日当、瓜ヶ谷、亀井、大荒工、大久保、六本松、大峯‥‥など

山之神、道手谷、薮下、日当は現在、市営・梶原団地(少し前は野村団地)になっており、往時の影すら残さない。

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