江島神社「奉安殿(弁天堂)」とは?御朱印・拝観料金・拝観時間・弁財天像もある??

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このページでは江島神社辺津宮にある江島神社の宝物を拝見できる「奉安殿(弁天堂)」と、江の島の中で随一の金運アップのパワースポット、銭洗白龍王についてご紹介しましょう!

江島神社(辺津宮)奉安殿

読み方

ほうあんでん

別名

江島弁財天(えのしまべんざいてん)、弁天堂

造営年

1970年(昭和45年)

建物の形状

八角堂

ご祭神

  • 八臂弁財天(はっぴべんざいてん)
  • 妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)

ところで‥‥奉安殿の「奉安」とは?

「奉安(ほうあん)」の意味とは、平易に「尊いものをつつしんで安置すること」です。

やすらかな場所に奉じる(たてまつる・奉仕させていただく)などの意味になりまする。

神様の神霊を神輿に遷座(移動)させる時なども、「神輿に奉安する」という言葉を用いたりします。

江島神社で唯一拝観料金が必要なお堂

江島神社の八角堂である「奉安殿」は、江島神社で唯一、拝観料金が必要な建物です。(江の島岩屋に関しては別途入場料が必要です)

江島神社は基本的に、江の島全体を境内とする神社であり、江の島に入島するために料金も不要で、自由見学が可能です。

但し、奉安殿に関しては、重要な宝物を保管しており、これらを観覧できることに伴い、拝観料金と拝観時間が設定されています。

重要な宝物とは、例えば神奈川県の重要文化財に指定されている「八臂弁財天」など。下に詳しくご紹介します。

奉安殿の拝観時間

拝観時間:8時30分~16時30分

奉安殿の拝観料金(割引)

基本拝観料金:大人200円 中高生100円 小学生50円  小学生未満 無料

団体割引

条件:25名以上

エノパス利用で拝観料割引適用あり!

大人200円→100円、中高生100円→50円、小学生50円→30円

奉安殿の場所はどこ?

奉安殿は、江島神社辺津宮の左側に、並ぶように建っています。

辺津宮の左手に、拝観料をお納めする場所があり、さらに左手が入口です。


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奉安殿の宝物(仏像)「八臂弁財天」「妙音弁財天」

奉安殿の中には神社でありながら、仏像が安置されています。これらは江戸時代に起こった江の島詣ブームの名残りでもあり、神仏習合時代の名残りでもありまする。

明治初頭に新政府により神仏分離令が発令された後、廃仏毀釈の動きが起こりますが、通例であれば仏教色の濃かった弁財天像は真っ先に破却される対象となるものですが、江島神社はいち早く新政府に従う姿勢を見せたのと、新政府に対しての働きかけなどが功を奏したのか、こうやって往時の弁財天像が現存しています。

これぞまさに奇跡。弁財天のご利益の賜物といえるのではないでしょうか。オホ

弁天堂の内部は写真撮影が禁止されています。下掲写真は江島神社のパンフレットなどから引用したものです。

八臂弁財天【神奈川県 重要文化財】

  • 名称:八臂弁財天(はっぴべんざいてん)
  • 形状:座像
  • 素材/彩色:檜製/施彩色
  • 像高:一尺九寸(およそ57.6cm)

八臂弁財天は、戦勝祈願のための弁財天の姿です。

弁財天というと通常は、琵琶を持っている美人というイメージですので、八臂つまり8本の腕に、それぞれ8つの武器(弓、矢、刀、矛、斧、長杵、鉄輪、羂索(けんさく。投げ縄のこと)を持っているのを見ると驚く方もいるかもしれません。

弁財天では、本家本元のインドではサラスヴァティという名前の女神様ですが、一説によれば4本の腕を持っているとも言われています。

江島神社の八臂弁財天像は、源頼朝によって奉納されたと伝えられており、しかもそれは奥州藤原氏の弱体化を狙った調伏祈願のための奉納であったと、『吾妻鏡』には書かれています。

源頼朝による奥州藤原氏の征伐は狙い通り成功し、その後、この八臂弁財天像は戦勝の女神として、数多くの武将の崇拝が向けられました。

妙音弁財天

  • 名称:妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)
  • 形状:座像
  • 素材/彩色:檜製/施彩色
  • 像高:一尺九寸(およそ57.6cm)

妙音弁財天は、別名を「裸弁財天」とも仰います。日本三大弁財天の1つ

制作者や由来は不明で、鎌倉時代中期以降のものと考えられています。

「風土記稿」によれば、この妙音弁財天像はかつて、中津宮(中之坊)に存在した楼門の中に安置されていたようです。

裸弁財天のお守りもある!

この裸弁財天はお守りとしても授与されています。気になる方は要チェック💋

十五童子像

十五童子とは、弁財天に随従する補助役(現代風に言えば”パシリ”の類い)を務める侍童神と呼ばれる神様です。

ラスボス的存在である弁財天への取次、功徳の下達、給仕などを行います。

十五童子一覧
尊名蚕養船車衣裳稲籾金財筆硯生命従者愛敬官帯印鑰飯櫃酒泉牛馬計升
読み
さんよう
せんしゃ
いしょう
とうちゅう
こんざい
ひっけん
しょうみょう
じゅうしゃ
あいきょう
かんたい
いんやく
はんき
しゅせん
ぎゅうば
けいしょう
ご利益織物による富交通安全を司る美服願望、富貴願望五穀豊穣など福徳財宝学問、弁舌、叡知生命、長寿を司る童子の中で最も偉大な宝珠を持っている。経営を司る。愛情、恋愛を司る法(秩序)を司どる。心の鍵を解き、心を明るくする弁財天の食事などを司る酒の神。幸福を司る。牛や馬を牽く動物愛護を司る五穀豊穣で収穫多きを願う人々に分に応じて計り与える役割

室町末の大観本謡曲・江島には次のように詠まれています。

「光も輝く御殿の扉。左右に開けて十五童子、天部の御姿、現れたり」

狩野探雪 作の「鏡板 雲龍図」

狩野探雪は日光東照宮の装飾を担当した巨匠「狩野探幽」の次男。

「正倉院型五弦琵琶」

人間国宝 石田氏が製作して奉納した琵琶。

江島縁起 巻二「江野島 顕出の図」

詞:三条実秀公(第一位左大臣)

画:狩野興也(狩野派)

霊石「蛇紋岩」

弁財天の神使「白蛇」の姿が浮き出た不思議しぎしぎ摩訶不思議な石コロころころドコいった‥‥。

ご利益:心中祈念成就!

木造「杉山検校坐像」

  • 造立年:貞享2年(1685年)5月18日

この像が奇怪と呼ばれる所以に、杉山検校が亡くなるちょうど10年前に造立されたという事実。

  • 杉山検校の没年:元禄7年(1694年)5月18日

杉山検校とは、江戸時代の盲目の鍼灸の名医。かねてより江の島弁天信仰の信者であり、徳川綱吉公の病気を平癒に導いた褒美に自宅へ江の島弁財天を勧請して、神社とすることを許される。

現在、この神社は江島杉山社という社名の神社として、現存しています。

神代 八花鏡

伝・源頼朝夫人、尼将軍「政子」の奉納した鏡。

護摩灰弁財天像

830年(天長7年)、弘法大師・空海が、御岩屋に参籠して護摩修法(火を焚いて行う修験祈祷)を行い、その時の灰を掴んで造立された弁財天像。

裏側に弘法大師の手形がつけられているとか。

後宇多天皇勅額

鎌倉時代、蒙古来退散の祈祷、攘災祈願を命じられ、その報賽として奉納されたもの。


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正月の弁天堂の様子

辨財天という名の酒樽

酒樽が積まれている「平井精醸」という酒造メーカーからの奉納酒のよぅ。

1文字願立ての白い巳さま

  • 初穂料(値段):500円
  • 買える場所:奉安殿受付
「一文字願立ての白い巳さま」とは?

蛇のウラ側に自分の好きな一文字や願掛けに通じる一文字を書く。

  • 良縁招来を望むのであれば「縁」。
  • 夫婦仲やキぃャぉぅっプル(訳:カップル)の仲良し度をさらに向上させたい時は「愛」。
  • 幸福を望むのであれば「幸」や「福」。
  • 金運を上昇させたければ「金」。

などなど。あとはあなたの自由。

一文字書き終えたら、願いを込めた白い巳さまを手持って奉安殿の中へ。

奉安殿の中では弁財天像が安置されていますので、目の前で手を合わせて祈願成就を祈念します。

極彩色の禅宗様式の組物と蟇股

境内地片隅に祠がある

出口を出たところにポツンと寂しく祀られている祠。お賽銭が奉納されていることから、何かしらの神が祀られているのだろうか。

金の錺金具(かざりかなぐ)の装飾は波模様!

弁財天が奉斎している霊験あらたかな神社であることを示すかのように錺金具は波模様。ハート型の猪目の意匠が光る。

賽銭箱

江島神社の境内は24時間進入が可能だが、この奉安殿には閉堂時間というものがある。

夜間参拝時の賽銭はこのお賽銭箱へ!

奉安殿(弁天堂)の拝観受付

拝観受付では、藤沢七福神の色紙や、ご神前にお供えするお神酒を授与している。お神酒は1本300円。色紙は1枚500円

藤沢七福神の色紙

「日本三大弁財天」の立て看板

龍の画像

お堂の外からチラっと内部を見たところ、天井にも幸福を呼ぶとされる六角形に形どられた龍の画像がみえる。

※堂内は写真撮影禁止


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奉安殿の御朱印を忘れずに!

奉安殿では御朱印の授与はしていませんが、奉安殿の御朱印としては上述、八臂弁財天に因んだ御朱印を授与されています。

左上に国指定重要文化財の文字が見え、中央に八臂弁財天の絵型が彫り込まれた朱印に八臂弁財天の墨書きが見えます。

  • 御朱印の初穂料(値段):300円
  • 奉安殿の御朱印の授与場所:辺津宮の御朱印授与所

江島神社でいただける御朱印の数は、この奉安殿を含めて結構あります。下記ページをご参考にしてください。

奉安殿のその他の宝物

奉安殿には、上記2体の弁財天像の他にも、いくつもの宝物が保管されています。

江島神社に保管されており、公開されていない宝物

以下は、江島神社が蔵している、公開されていない宝物の一覧です。

非公開ですので、奉安殿に安置されているかどうかは明らかではありませんが、参考までにご紹介します。

江島縁起絵巻 五巻

延寶年間(1673年~1681年)に、狩野派によって描かれた「金界天地金箔切砂子紙本」と呼ばれる本。

江の島の起りについて詳しく描かれています。

天地鳴動に伴って江の島が誕生したと言われる、江島縁起については、当サイトの「江島神社「辺津宮・茅の輪・むすびの樹」」にて詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

江島縁起 一巻

やはり江の島の起りについて書かれたものです。

巻末に、「1047年(永承2年)7月26日、延暦寺伝燈大法師位皇慶作/1531年(享禄4年)7月28日、肥後住人清鏡乗海筆」と書かれています。

「朱界紙本」という種類の本です。

得瑞島上宮縁起 一巻

「墨界紙本」という種類の本です。

さきほどから出てくる「界紙」というのは、「罫線が引いてある紙」という意味です。

さて、では「得瑞島」とは? この意味は江島神社の公式サイトにも記されていません。

「瑞」つまり「めでたい」ということなので、「おめでたい島を得た」ときの、「上宮」つまり江島神社の「縁起」である、と推測することができます。

制札 一枚

1590年(天正18年)に、太閤秀吉によって、江の島における乱暴狼藉を禁止した文書です。

「大鷹紙」という種類の紙に書かれています。

文覚上人扁額 一面

1182年(養和2年)、文覚上人が書いたと言われる、長方形の石彫の扁額です。

「金亀山」と書いてあります。

江島神社は一時期、神仏習合のため「金亀山与願寺(きんきざんよがんじ)」という名前となりましたが、その名称が正式に使われたのは江戸時代です。

しかし1182年、安徳天皇つまり源平合戦の時代に、既に江の島が「金亀山」と呼ばれていたことがわかります。

役行者像 一体

飛鳥時代の行者であった役小角の自作像であると言われています。

素材は楠製で、大きさ(像高)は一尺四寸(およそ42.4cm)。

江島大草子 二巻

詳細については公開されていません。

江島大明神勅額 一面

檜製、長方形の勅額です。

1275年(建治元年)9月23日に、後宇多天皇が、元寇を撃退した神徳への御礼として奉納したもの。

八方睨亀扁額 一面

1803年(享和3年)、酒井抱一(さかいほういつ。江戸時代の絵師)によって描かれたものです。

奥津宮の幣殿の天井にレプリカが公開されていますが、実物は非公開です。

大太刀 一口【神奈川県 重要文化財】

肥前国の刀剣名工、河内大掾(かわちだいじょう)藤原正広の手による太刀ひとふり。

奉安殿参拝の御利益は恋愛運アップだけじゃない!

江島神社の奉安殿は、恋愛運をアップさせる御利益を期待できると言われていますが、これは本当でしょうか。

奉安殿の中に安置されている八臂弁財天と妙音弁財天は、御利益が違います。

八臂弁財天は八本の腕にそれぞれ武器を持った、戦神、戦勝の神なのです。

実際に過去には、源頼朝をはじめとする有名武将が八臂弁財天を参拝し、重要な戦いで勝利をおさめています。

後宇多天皇が戦勝御礼の扁額を奉納した、小学校でも習う「元寇」もその1つです。

つまり恋愛運アップだけではなく、戦勝祈願、つまり現在の時代で言うところの受験やコンペなどの通過に御利益を期待するのが順当でしょう。

妙音弁財天のほうは、いかにも女性らしい姿で、女性のお色気、恋愛運を高めてくれそう。

また弁財天としては一般的な、芸術運、金運アップの御利益ももちろん期待できますよ!

 

恋愛運パワースポット・辺津宮の見どころはまだまだたくさん!

奉安殿は、江島神社の辺津宮の一角にある建物です。

辺津宮の見どころや恋愛運を高める参拝のコツはまだまだありますので、当サイトの「江島神社「辺津宮・茅の輪・むすびの樹」」をご覧ください。

江島神社は恋愛運、金運、そして仕事運にも効く、神奈川県ナンバーワン級のパワースポット。

ぜひ皆様でお越し下さいね!

江島神社の問い合わせ先

住所:藤沢市江の島2-3-8
TEL:0466-22-4020

江島神社へのアクセスは、当サイトの以下の記事をご覧下さい。

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