【限定御朱印があった?】明王院の御朱印一覧!「種類・初穂料(値段)授与時間(営業時間)授与場所・混雑具合」をご紹介!
明王院は杉本寺のさらに奥地にあり、位置的には「十二所」という鎌倉では郊外とも呼べる地域にあります。
したがって訪れる人は少ないのですが、この寺院にもそれなりの歴史があり、境内随一の見どころとなるのが、鎌倉時代に造立されたと伝わる国の重文指定を受ける御本尊の不動明王像です。
明王院ではこのお不動さんにちなんだ御朱印をメインに数種類、授与されています。
以下では、明王院でいただける御朱印の種類・初穂料、授与時間、混雑状況についてご紹介しましょう。
明王院のコロナ感染防止対策
拝観時間のお知らせ
拝観いただけます。
■御朱印受付は16時00分まで
参拝の際には以下の事をお願いしております。・マスク着用とアルコール消毒のご協力
※変更になっていることもありますので参拝前に適宜、公式サイトの最新情報をご確認ください。
- 鎌倉界隈の主な寺社のコロナ感染防止対策はコチラ(鎌倉観光協会の公式HP)まで。
- 明王院の公式HPはコチラ。
明王院で御朱印をいただく際の注意点
直接御朱印をいただくのに関係はありんせんが、明王院では珍しく境内の写真撮影が全面、禁止されています。
※以下、画像一部、明王院様より引用あり
明王院の御朱印の種類一覧!
明王院では、以下の種類の御朱印をいただくことができます。
明王院の通常頒布の御朱印
- 叶地蔵尊の御朱印
- 叶地蔵尊の御朱印【鎌倉二十四地蔵尊 番外札所】
- 十一面観音の御朱印【鎌倉三十三観音霊場 第8番札所】
- 不動明王の御朱印【鎌倉十三佛霊場 第1番札所】
期間限定頒布の御朱印
- 不動明王の御朱印【初不動 御縁日】
- 不動明王の御朱印【不動明王 御縁日 大祭】
- 不動明王の御朱印【終い不動 御縁日】
特別にいただいた御朱印(番外)
- 不動明王の御朱印【鎌倉幕府 御願寺】
項・一覧
通常頒布の御朱印
叶地蔵尊の御朱印
右上に当・叶地蔵とみられる御影が刻まれた印判が見えます。「オンカカ、カビ、サンマエイ、ソワカ」という文字も見えますが、これは地蔵菩薩の御真言になりまする。
中央には火焔宝珠が型どられた印判が見え、その中に象形文字が見えますが、これは梵字と呼ばれるものです。地蔵菩薩の梵字である「カ」が記されています。
左下の印判は少し見づらく、何が書かれているのかが分かりにくいのですが、これは「鎌倉 明王院 十二所」と刻印されているものと思われます。
十二所とは、明王院が建つ場所の住所地です。
明王院の所在地(住所):「神奈川県鎌倉市十二所32」
- お布施(値段):300円
- 授与場所:境内の寺務所兼、授与所
叶地蔵尊の御朱印【鎌倉二十四地蔵尊 番外札所】
明王院の叶地蔵尊は鎌倉二十四地蔵尊の番外札所に指定されていますが、その御朱印です。
なお、鎌倉二十四地蔵尊の番外札所は明王院のほか、円覚寺の「伝宗庵」が指定を受けています。
- お布施(値段):300円
- 授与場所:境内の寺務所兼、授与所
十一面観音の御朱印【鎌倉三十三観音霊場 第8番札所】
御朱印の中央に見える火焔宝珠の中の文字のようなものは「十一面観音」を示す梵字「キャ」が描かれています。
右上に「鎌倉観世音 第八番」の印判が見えますが、これは鎌倉三十三観音霊場の第8番札所の指定を受けた寺院という意味です。
なお、この十一面観音像は古くから明王院に安置されるものではなく、江戸時代中期作との見方が濃厚です。
- お布施(値段):300円
- 授与場所:境内の寺務所兼、授与所
不動明王の御朱印
上掲写真中央上部の模様は不動明王を示す梵字「カーン」になりまする。その下の火焔の中にも梵字が描かれています。
左上に「発願」の刻印が見えますが、これは明王院が鎌倉十三佛霊場の第1番札所の指定を受けていることから、霊場めぐりのスタートという意味合いで発願印が押されまする。
これをもって鎌倉十三佛霊場めぐりがスタートしたことを意味します。
なお、必ず1番から御朱印をいただく必要はなく、3番札所の本覚寺からスタートしても結構です。仮に最後に明王院に行ったとしても「発願印」を押していただけます。
- お布施(値段):300円
- 授与場所:境内の寺務所兼、授与所
納経軸(掛け軸)の御朱印
明王院は以下の霊場の指定を受けてるいることから、その霊場にちなんだ掛け軸(納経軸)の御朱印をいただけます。
- 鎌倉十三佛霊場
- 鎌倉二十四地蔵尊霊場
掛け軸は各霊場の公式サイトや通販、市販でも購入できます。デザインは統一していませんので、好みのデザインのものを入手なさってください。
納経軸(掛け軸)の御朱印のお布施(値段)
- 500円
巡礼用白衣の御朱印
白衣にも納経軸同様に御詠歌の御朱印がいただけます。
白衣も各霊場の公式サイトや通販、市販でも購入できます。白衣は御詠歌が記載されているだけで、平仮名・漢字の字体が異なるなどの違いだけです。
自分の好みのものを購入なさってください。
なお、白衣を選ぶときは自らがこれから巡礼する霊場の数に応じたものを購入なさってください。鎌倉十三佛を巡られるのであれば楽天市場やアマゾンなどの通販形式で購入するか、手にとって選ぶのであれば鎌倉三十三観音霊場の1番札所である「杉本観音(杉本寺)」へ行けば数種類、置かれており、色々と教えていただけます。
巡礼用白衣の御朱印の値段(初穂料)
- 300円
明王院の期間限定御朱印(数量限定頒布)
不動明王の御朱印【初不動 御縁日】
1月28日は明王院本堂にて「初不動 御縁日」を奉祝した法要(護摩法要)が厳修されます。
護摩法要の開始時間
・午前10時~、午後1時~
・場所:本堂にて
当日は護摩札を求められる方で境内は混雑しています。混雑緩和のために明王院では護摩札の事前受付もされています。
- お布施(値段):500円(御姿つき)
- 頒布日:原則1月28日のみ(新型コロナ感染拡大防止対策など特段の理由があれば延期もあり)
- 頒布枚数:限定200組(書き置きのみ)
- 授与場所:境内の寺務所兼、授与所
明王院の御本尊「不動明王(五大明王)」とは?
明王院の御本尊は不動明王です。本像は東日本大震災 復興祈願の出開帳の折、鎌倉国宝館の調査にて鎌倉時代初頭に造立されたことが明らかにされており、国の重要文化財の指定を受けるに至っています。
現在は本堂となる五大堂の内部にて、免震構造を持つ須弥壇の上に他4躯(体)の明王像とともに安置されています。ゆえに中座の不動明王を含めて「五大明王」とも呼ばれます。
このように鎌倉で五大明王がすべて揃う形で奉安されている寺院はこの明王院だけとのこと。オホ
不動明王の御朱印【不動明王 御縁日 大祭】
毎年9月28日に不動明王の御縁日を奉祝する大祭(護摩法要)が午後1時より本堂にて斎行されます。参加は一般の方でも自由にできます。
この御朱印はこの不動明王の御縁日大祭を記念して特別頒布される限定御朱印になります。
大祭(護摩法要)へ出席できなくても朝から寺務所はオープンしており、朝から特別御朱印を授与されています。
なお、このような御朱印が頒布される背景としては、法要で書き手がいないために前もって準備された御朱印になります。
したがって頒布枚数には限りがありますことをご承知おきください。
お布施(値段):500円(御姿つき)
頒布枚数:108体 (煩悩の数)
※年度により頒布枚数変更の可能性あり
授与場所:境内寺務所
- お布施(値段):300円
- 頒布日:原則9月28日のみ(新型コロナ感染拡大防止対策など特段の理由があれば延期もあり)
- 授与場所:境内の寺務所兼、授与所
不動明王の御朱印【終い不動 御縁日】
12月28日は当年最後の不動明王御縁日となります。通称「終い(しまい)不動」。
午後1時より本堂にて護摩法要が厳修されます。参加は一般の方でも自由。
上掲写真をご覧になって分かるように終い不動の御朱印は「銀色」で書かれています。
- お布施(値段):300円
- 頒布日:原則12月28日のみ(新型コロナ感染拡大防止対策など特段の理由があれば延期もあり)
- 授与場所:境内の寺務所兼、授与所
特別にいただいた御朱印(番外)
不動明王の御朱印【鎌倉幕府 御願寺】
この御朱印は幾度も当寺へ参拝していたところ、すべて(御朱印を)お授けしたということで普段は授与されていない「鎌倉幕府 御願寺」の印判を特別に押印していただいた熱き温情が込められた御朱印です。…アちゅっ!
明王院は1235年(嘉禎元年)、鎌倉幕府4代目将軍「藤原頼経(ふじわら の よりつね)」の発願により創建された寺院です。
創建以来、鎌倉幕府の御願寺(祈願所)として、幕府の直命により数々の大法要を執り行ってきた由緒ある歴史を有します。
元寇(げんこう)来襲の折は鎌倉幕府からの直命により、元軍退散の護摩法要が厳修された記録も見えます。
このような縁起があったことを表した熱き印判といえます。…アちゅっ! 2連発はサブぃか。
御本尊のお不動さんも数々の国難を脅かす脅威を取り除いた霊験あるお不動さん(五大明王)といえるでしょう。幕府の鬼門の方角となる「十二所の地」に当寺が鬼門封じとして建立された重みが伝わってくるようです。
- お布施(値段):300円
- 授与場所:境内の寺務所兼、授与所
これも御朱印かな?『1月限定の縁紙(えにし)』
当年最初の歓喜天の御縁日には1月限定頒布の「縁紙(えにし)」が授与されます。
歓喜天の梵字が金泥で描かれた縁
歓喜天の好物とされる大根が描かれた「縁」
歓喜天の縁日法要は午後2時より本堂にて。
お布施(値段):志納
授与場所:境内の寺務所兼、授与所
明王院の御朱印の授与場所(地図)
- 境内の寺務所兼、授与所
明王院の境内は、けっして広いとは言えませんが、様々な植物が植栽されており、四季の彩を楽しめます。
後方が崖になっており、その崖の上に森林が広がることから、野生のリスが降りてきて木の実を食べる姿も見られます。
境内入って約20メートルぐらい直進すると本堂である五大堂に行き着きます。
その五大堂を向かい見て左端に寺務所兼、授与所がありまする。
授与所は内部に入る形式ではなく、授与所の出入口に台が設置され、その上でお守りや御朱印を授与されています。
境内入口の左脇に見える建物は当院の住職さん一家の居住スペースなので立ち入らないようにしてください。
御朱印のもらい方
本堂(五大堂)へ参拝。その後、寺務所兼、授与所へ立ち寄り拝受。
御朱印の授与時間(営業時間)
- 9時頃〜16時まで
※現在はコロナ禍においては感染防止ため変更の可能性あり。詳細は明王院の公式サイトをご覧ください。
拝観料金
- なし(無料)
明王院の混雑具合
明王院境内は不動明王さんの御縁日は混雑していますが、上述したようにお不動さんの御縁日はすでに書かれた書き置きの御朱印の授与になるため、混雑は皆無です。
金銭を用意して寺務所兼、授与所にいる寺務員に手渡すことで、その場ですぐにいただけます。
仮に団体客などが来ても10分も待つことなく、すんなりといただけると思います。(法要以外で明王院に団体客が来ることは珍しい)
明王院の場所と交通アクセス(最寄駅など)
最寄駅
・JR横須賀線「鎌倉駅」
鎌倉駅からバスを利用する場合
鎌倉駅発 京急バス 系統番号 鎌23・24・36番へ乗車。
「泉水橋」バス停下車、徒歩3分。
車での交通アクセス
JR鎌倉駅方面から
八幡宮突き当たりを右折、朝比奈IC方面に向かい泉水橋医院の角を左に曲がる
朝比奈IC方面から
鎌倉駅方面に向かい明石橋過ぎて最初の角を右に曲がる
明王院の駐車場
6台ほどのスペースあり。※確認していませんが、檀家(関係者)専用もしくは檀家(関係者)優先の可能性があるため、当日、駐車場を利用する際は要問い合わせ。
駐車できなかった場合のことを考慮して以下に明王院周辺の駐車場を掲載しておきまする。
明王院付近の駐車場一覧
【豆知識】御朱印の歴史や由来
寺社をめぐって御朱印を集めるのがブームとなっていますが、あなたは御朱印についてどれくらいご存知でしょうか。
以下のページ↓では、御朱印の歴史や呼び方、御朱印をいただく時のマナーなどについて詳しくまとめていますので、これから御朱印集めをされる方は、ぜひ!ご一読ください。
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