「銭洗弁財天宇賀福神社」の名前の由来と弁財天・宇賀神とはどんな神様?

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「銭洗弁財天」の名前の由来とは?

通称「銭洗弁天」とも呼ばれまするが、これは「銭洗弁財天」略称です。

正式名称は「銭洗弁財天宇賀福神社」。

この名前を見れば、2つの名称に分解できることが分かりまする。

「銭洗弁財天」「宇賀福」

つまり‥以下のような「神社」だということがわかりますね。

  • 銭を洗うとご利益がある
  • 弁財天が祀られている
  • 宇賀神(宇賀福神)が祀られている

これは「仏教の弁財天」と、「神道の宇賀神」が同時に祀られている神社ということになりまする。

それで、そもそもの銭洗弁財天の起源とは?

銭洗弁財天の起源は、鎌倉幕府初代将軍の源頼朝の夢と関係があると伝えられています。

巳年であった文治元年(1185年)の、巳の月、巳の日のことです。

長い戦乱により市民の生活が苦しくなっていたことを嘆き、お祈りが日課となっていた頼朝の夢に老人の姿の宇賀神が表れ、こう告げました。

「北西の谷にある泉には福の神が住んでいる。水を使って神を祀り祈るようにすれば、平穏な世の中になるだろう」

頼朝は早速、この谷を探させ、その岩壁に湧水を発見し、洞窟を掘って宇賀神を祀りました。

この洞窟が、現在の銭洗弁財天の起源とされています。

ちなみに、「巳の月」とは旧暦4月のことを言います。

「巳の日」は、12日おきに巡ってくるので、1か月に2日ないし3日あります。

銭洗弁財天のご祭神と弁財天・宇賀神の関係性とは?

社名に「弁財天」と「宇賀神」を冠しながら、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)をご祭神とする銭洗弁財天の神様の謎について、ご説明します!

弁財天とは?

インドのサラスヴァティーという川を神格化した女神が仏教に取り入れられたのが、弁財天(弁才天・弁天)です。

一方で、七福神の一員の神としても信仰されています。

川を神格化したものということで、もともとは水や穀物を司る神でしたが、日本では、芸能、学業、金運のご利益がある神とされ、親しまれてきました。

初めは「弁才天」と書き、芸能や学業の才(才能)を司る神とされていました。

後に「弁財天」と書くようになり、金運(財運)向上を祈願する神さまとしても信仰されるようになったようです。

銭洗弁財天では、奥宮の祭神として、弁財天を祀っています。

その弁財天が白蛇を神使として使役するのは今や有名な話です。

ゆえに蛇の好物である生卵を奉納して、霊験あらたかなご利益をいただこうということです。うきゃ


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宇賀神とは?

宇賀神(うがじん、うかのかみ)は、人の頭と蛇の体を持つ神様です。

彫刻などで表される際の頭部は、老父だったり、女性だったりと、一定していません。⬆️女性?

⬆️銭洗い弁天の開運招福守の裏側にも宇賀神(宇賀福神)が描かれている。ギロチン後のオっさんの首がウンちょの上に乗っかっているようにも見える

ルーツやご利益については諸説ありますが、一説には弁財天と同じく、水や穀物の神だとも言われています。

川を流れる水と、長いからだをくねらせる蛇はイメージが重なりやすく、水の神は同時に蛇の神として描かれ、信仰されることもあるんです。

宇賀神は天台宗の教えに取り入れられ、後に、水や穀物の神として広く知られていた弁財天と、同一視されるようになりました。

私たちの前に現れる時の姿が2種類あるだけで、宇賀神と弁財天は同じ神だ、というわけですね。

この、同じ神の2種類の姿と考えられていた宇賀神と弁財天の、両方が祀られているのが、銭洗弁財天なんです。

もちろん、どちから一方のみを祀る神社もありますし、

弁財天がとぐろを巻いた宇賀神を頭に乗せて合体した状態の像を祀る神社もあります。

銭洗弁財天 のご祭神「市杵島姫命」とは?

銭洗弁財天では、奥宮と呼ばれる洞窟に弁財天と宇賀神を祀り、本社と呼ばれるお社に、ご祭神である市杵島姫命を祀っています。

市杵島姫命は、日本神話によると、天照大神(アマテラス)が弟神である須佐之男命(スサノヲ)の剣を嚙み砕いた時、噴き出した霧から生まれた宗像三女神と呼ばれる女神の中の一神です。

市杵島姫命は水の神で、しかも女神だということもあり、宇賀神と同じく、しばしば弁財天と同一視されます。

明治元年の神仏分離令の後、宇賀神を祀った神社の多くが市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祭神とする神社になりました。

銭洗弁財天もその一例ですが、市杵島姫命だけでなく宇賀神も祀っているということで、珍しい神社とも言えます。

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