鶴岡八幡宮「宝物殿」

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鶴岡八幡宮「宝物殿」

※本殿は写真撮影禁止エリアです。(写真はお借りしたものです)

設立年

1902年(明治35年)

大きさ(建物面積)

約228㎡

開館時間

8時30分から16時

休館日

9月15日、展示替え日

※9月15日は、鶴岡八幡宮の例大祭の日となっています。

入館料金

大人200円、小学生100円

団体割引(25名以上)
  • 大人120円、大学生100円、高校生80円、中学生60円、小学生40円
障害者割引(入館料免除)
  • 障害者手帳の提示で本人および同伴者1名の入館料が無料になります。

拝観券は本殿を向かい見て左側、武内社(重文)の目の前に拝観券自動販売機が3台設置されており、ここで購入できます。

見学所要時間

所要時間はおよそ15分くらいです。じっくり見ても30分もかからないと思います。

館内の混雑状況

宝物殿まで行く人が少ないため、ツアー客などとバッティングしないかぎりは混雑するケースは稀です。

こちらのページでご紹介する料金・割引制度などは変更になっている場合がありますので、最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

宝物殿の見学ルート

宝物殿内部は順路が決まっています。入口が1つなので奥まで行って向こう側の回廊に出口はなく、端まで行ったら再び元の場所(入口)まで引き返してくる恰好になります。




鎌倉・鶴岡八幡宮「宝物殿」の歴史・由来

鶴岡八幡宮の宝物殿は、本宮の廻廊の一部を利用して設置されています。

1872年(明治五年)に「廻廊霊宝場」が設けられたのが始まりで、1892年(明治二十五年)からの7年間は、毎年展覧会が開催されました。

1902年(明治三十五年)には今のような常設展示の「宝物陳列場」に改造されました。

戦争中は1944年(昭和19年)から閉館し、文化財の疎開が行われましたが、戦後1947年(昭和二十二年)には再び開館しました。

鎌倉・鶴岡八幡宮「宝物殿」の見どころ

鶴岡八幡宮の宝物殿は規模は小さいながら、武具、工芸品、装束など、鶴岡八幡宮ゆかりの貴重な品々が展示されており、特に国宝に指定されている弓や太刀は必見です。

普段は常設展示のみですが、企画展が開かれることもあります。

また、毎年鶴岡八幡宮の例大祭の時期に合わせて境内の鎌倉国宝館で開かれる「鶴岡八幡宮古神宝展」では、重要な宝物の特別展示が行われています。

鶴岡八幡宮の例大祭は9月14日からの3日間で、「鶴岡八幡宮古神宝展」は例年9月初めから10月初めまでとなっています。

廻廊に安置される神輿【県指定文化財】

※本殿は写真撮影禁止エリアです。(写真はお借りしたものです)

鶴岡八幡宮には、県の指定文化財となっている神輿が7基あります。

そのうち3基は本宮神輿、4基は若宮神輿で、いずれも宝物殿入り口脇の本宮の廻廊に安置されています。

江戸時代の寛永初期(1625年前後)に造られたと考えられるこれらの神輿は、本宮などが消失した1821年(文政四年)の火災の時も、廻廊裏から持ち出されて無事だったといいます。

3基の本宮神輿は、それぞれ本宮のご祭神である応神天皇(おうじんてんのう)、比売神(ひめがみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)を乗せ、9月15日の神幸祭の際、行列を作って本宮と若宮大路にあるニノ鳥居との間を往復します。

鎌倉・鶴岡八幡宮「宝物殿」の場所(地図)

三ノ鳥居をくぐってまっすぐに歩いて行くと、舞殿があります。

舞殿の後ろ側の大石段を上り切ったところに鶴岡八幡宮の本宮があり、本宮の楼門をくぐった左手奥に、宝物殿の入り口があります。

おわりに・・

貴重な国宝や重要文化財の品々が見られる宝物殿、いかがでしたか?

お参りをする本宮のすぐ隣なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

鶴岡八幡宮の拝観情報や回り方の詳細は、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。

鎌倉・鶴岡八幡宮の拝観時間(営業時間/開門・閉門時間)・拝観料金(割引情報)・境内地図・回り方

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