長谷寺の「歴史・見どころ(楽しみ方)御朱印・お守りの種類・アクセス」など

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長谷寺の「歴史・見どころ(楽しみ方)御朱印・お守りの種類・アクセス」など

鎌倉の長谷寺は、由緒正しい鎌倉の寺院で歴史が長く、「長谷観音」の通称で親しまれる本尊の十一面観音菩薩像、あじさい、眺望スポットなど、見どころもたくさんあります。

今回は江ノ電「長谷」駅から徒歩10分弱の距離、長谷寺の歴史と見どころをお伝えします。

 

長谷寺の歴史

長谷寺の歴史年表


721年(養老5年) 大和(奈良)の僧・徳道が、1本の大楠から2体の十一面観音を彫る。そのうち1体は奈良県桜井市に長谷寺を開き、本尊として安置。もう1体を海に流したと伝えられる

736年(天平8年) 相模の三浦半島に、流された十一面観音が流れ着く。藤原房前が大和から徳道を呼び寄せ、この十一面観音像を本尊として、鎌倉長谷寺を開山

1264年(文永元年) 現在も保存されている梵鐘(重要文化財)には、この年に梵鐘が製造された旨が記されている。梵鐘の銘文からは、長谷寺が当時は「新長谷寺」と称していたこともわかっている。しかしそれ以前の記録はなく、奈良時代の開山については伝承の域を出ない

1342年(康永元年) 足利尊氏によって伽藍と諸像の修復が行われる

1392年(明徳3年) 足利義満によって観音像の光背が修復される。さらに行基作と伝えられている前立観音が安置される

1607年(慶長12年) 徳川家康によって堂塔伽藍の改修が行われる。浄土宗へと改宗。

1645年(正保2年) 酒井忠勝によって堂の建物改修が行われる

長谷寺は、正式名称を「海光山 慈照院 長谷寺」と言います。

寺に伝わる伝承では、その創建は奈良時代、736年(天平8年)にさかのぼると言われていますが、これを確かなものとする歴史的資料はいまだ発見されていないようです。

現在、重要文化財に指定されている梵鐘からは、鎌倉時代に「新長谷寺」と呼ばれ、既に隆盛を誇っていたことが読み取れます。

長谷寺の興りをかんがみると、奈良時代にさかのぼります。宗派の面では奈良の長谷寺の流れをくんでいたものと想像されますが、奈良の長谷寺は東大寺の末寺として、当時、華厳宗の下にあったようです。確たる記録はありませんが、鎌倉の長谷寺もまた華厳宗の流れをくんだ寺院だった可能性は高いでしょう。

その後奈良の長谷寺は、真言宗の寺院へと変貌を遂げ、鎌倉の長谷寺は、徳川家康による改修を機に浄土宗の寺院となりました。浄土宗は徳川家があつく信仰した宗派です。

戦後の宗教界の混乱期、長谷寺は浄土宗の組織から独立し、現在は浄土宗系の単立寺院として、幅広い信仰を集めています。

 

長谷寺の見どころ(楽しみ方)

観音堂で十一面観音立像をお詣り

本堂にあたる観音堂には、ご本尊の木造十一面観音立像が安置されています。

像高9.18メートルの大観音像は、奈良時代に奈良の長谷寺に安置される観音像と同じ木から彫られたと伝えられる、圧巻の仏像です。

(科学的分析によれば、室町時代の仏像ではないかという説もありますが、いずれにしても後世に修復された跡が多く、詳しくいつのものであるかは分かっていません。)

形状は「長谷寺式十一面観音(長谷型観音)」と呼ばれる様式です。この様式は、右手に数珠と錫杖、左手に水瓶を持っています。方形の磐石の上に立つ立像です。

左手の水瓶が意外に小さいことに驚かれる人が多いかもしれません。また左手小指が立っているのも、この観音像の特徴ということなので、ぜひ注目したいところです。

光背に関しては、関東大震災による被害がいちじるしく、震災後に取り外されました。現在見ることのできる光背は、1991年(平成3年)になって、西村公朝氏の監修によって作られたアルミ製の光背です。

和み地蔵を見て和む

和み地蔵は台座含め、像高120cmと意外に大きなお地蔵さまです。

長谷寺の山門を入って、直進すると観音様のいらっしゃる観音堂ですが、山門を入ってすぐに右手に曲ると、写経場の書院へと向かう道。

その道の途中、池のほとりに、和み地蔵さまがいらっしゃいます。

この和み地蔵は2007年に設置され、今では長谷寺の人気写真スポットの1つとなっています。

良縁地蔵(3ヶ所)で縁結び

良縁地蔵も、和み地蔵と同じく2007年に設置された、こちらは30cmほどの小さなお地蔵さまです。

3人組みの良縁地蔵が、長谷寺境内に3ヶ所いらっしゃいます。

  • 紫陽花の良縁地蔵:庭園の上方
  • 竹林の良縁地蔵:有料庭園の出口すぐ
  • 海の見える良縁地蔵:山門を入って左側に進み、見晴台方面の左側

全部見つけると幸せになれるという説も。

全部見つけなくても、信仰心があればお地蔵さまはご加護をくださいますが、折角ですから境内めぐりの際に、背丈の小さな良縁地蔵さまを見つけてみてくださいね。

眺望散策路のあじさい

長谷寺は、あじさいの季節には「あじさい寺」と呼ばれることもあり、例年6月頃になると眺望散策路に人が殺到します。

多くの人が、こんなに素晴らしいあじさいは見たことがないと口を揃えますが、それだけにたくさんの人が集まるのも事実です。

やはりあじさいと眺望のコラボレーションは貴重で、他の場所ではおいそれと見ることのできない素晴らしい景色を楽しむことができます。

混雑覚悟で、あじさいの時期に訪れるのがおすすめです!

観音ミュージアム&てらやショップ&てらやカフェ

観音ミュージアムは、長谷寺の歴史でもご紹介した重要文化財の梵鐘や、同じく重要文化財となっている懸仏、空海が彫ったと言われている十一面観音菩薩立像(前立観音)、鎌倉市指定文化財の「三十三応現身像」ほか、その時、そのときの仏教系の企画展示も見ることができます。

山門の入口付近には「てらやショップ」と「てらやカフェ」があって、ショップでは長谷寺のオリジナルグッズや「和み地蔵」グッズ、鎌倉みやげのお菓子などが手に入ります。

意外な穴場が「てらやカフェ」で、厳選コーヒー豆のドリンク、こだわりのソフトクリームが大人気。テイクアウトもできますので、参拝後のほっと一息はここで決まりです。

観音ミュージアム のお問い合わせ先

  • 営業時間:9:00~16:00
  • 休館日:無休(展示替え、設備点検等で臨時休館することがあります)
  • 入館料:大人(中学生以上)300円/小人(小学生)150円
    ※長谷寺の拝観料は別途かかります
  • TEL:0467-22-3100
  • FAX:0467-22-6101
てらやショップ/てらやカフェ のお問い合わせ先

  • 住所:神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2
  • TEL:0467-23-8668(運営会社:テラズ)
  • 営業時間:ショップ/10:00~16:30 カフェ/10:00~16:00

 

長谷寺で御朱印をもらうには?

長谷寺には御朱印所があり、御朱印をいただくことができます。

  • 場所:拝観券売り場を入って左側に進む

長谷寺でいただくことのできる御朱印は6種類です。

  • 御本尊 十一面大悲殿「坂東三十三観音霊場 第四番札所」
  • 御本尊 十一面大悲殿「鎌倉三十三観音霊場 第四番札所」
  • 江の島七福神巡り 出世開運 大黒天
  • 厄除け 阿弥陀如来「鎌倉六阿弥陀霊場 第二番札所」
  • 弘法大師「弘法大師相模二十一ヶ所 第十二番札所」
  • 御詠歌 坂東三十三観音霊場 第4番札所

御朱印の値段(御朱印拝受料)は各300円となっています。

御朱印帳を参拝前に預けましょう

御朱印受付では、御朱印帳を参拝前に預かっていただくことができます。

参拝中に御朱印を書いていただき、これを参拝後に受け取るスタイルを長谷寺側でも推奨しています

御朱印受付は混雑することがあり、参拝後に御朱印帳を預けてしまうと、受け取るまで30分以上、時間がかかるケースもあるようです。

混雑時は1冊につき1種類

御朱印所が混雑している時は、御朱印帳1冊につき御朱印1種類の制限が設けられることがあります。

また、紙朱印(御朱印帳に直接書いていただくのではなく、紙に書いたものを受け取って後で自分で貼る)での対応になることもありますので、特に繁忙期は、承知の上でお伺いしましょう。

 

長谷寺のお守りの種類

長谷寺で授与していただけるお守りの種類は、現在12種類です。

十一面観音守(黒/金)

長谷寺の紋が入っています。

また長谷寺の観音山の霊木が中に入っている貴重なお守り!

御姿守

十一面観音立像のお姿をそのまま刻印したお守りです。

いつでも見守っていただけますね。

観音御守(黒/白)

心願成就、厄除けのお守りとして。

また、身代わり守りとして、外出の多い旦那さんやお子さんのお守りに。

厄除阿弥陀守

阿弥陀如来の梵字「キリーク」をかたどったお守りです。

阿弥陀如来は極楽浄土へ導いてくださる如来で、減罪、敬愛をつかさどると言われます。

願叶う守/イチゴ鈴守

どちらもかわいらしくて女子好みです。

「1」と「5」で、十分な御利益に恵まれるといいます。

和み地蔵守

いつでも心を緩めてくださるような、和み地蔵さまのお守りです。

毎日ストレスフルなあなたに!?

長谷寺のおみやげとしてもおすすめです。

身代わり鈴

土鈴のお守りです。

持ち主の危機に、身代わりとなって割れると言われています。

てんとう虫守

学業、スポーツ、交通安全、開運招福のお守りです。

公式サイトにも、「転倒防止・点取り虫」と書いてありますので、足腰心配なおじいちゃん、おばあちゃんへのお土産にもおすすめ!

スイカ守

「鎌倉長谷寺」としっかり書いてあり、かわいらしいのでお土産にも良いですが、なぜスイカ? と思いきや、公式サイトによれば「スイスイ開運」だそうです。

総合運のお守りにぜひ。

 

長谷寺へのアクセス・駐車場

長谷寺へは、江ノ電長谷駅から徒歩5~6分で到着します。

バスでは、鎌倉駅から乗車し、「長谷観音」バス停で下車、徒歩5分です。

長谷観音バス停に停車するバス一覧

  • 京急バス「鎌2他」
  • 江ノ電バス「藤沢駅-大仏-鎌倉駅」
  • 江ノ電バス「七里ヶ浜-鎌倉駅」

長谷寺(長谷観音)の駐車場

長谷寺には駐車場が併設されています。

  • 料金:普通車300円/30分 バス1,000円/30分
    ※バスは1時間を経過すると倍料金になります!!
  • 収容台数:普通車30台/バス4台
  • 営業時間;
    3月~9月 8:00~17:00
    10月~2月 8:00~16:30
    ※営業時間を過ぎると翌朝まで出庫できません

二輪車、原付、三輪バイクの駐車はできません。

また、参拝者専用の駐車場となりますので、駐車場のみの利用は不可。予約もできません。

長谷駅周辺のその他の駐車場に関して、当サイトでは「鎌倉大仏(高徳院)・長谷駅 周辺・付近の安くて人気!おすすめ駐車場一覧!」にまとめております。

一度駐車して、長谷駅周辺を散策するためには、参拝者専用の長谷寺の駐車場に停め続けることはできません。

また、道路混雑することも多いですので、一旦停めて徒歩で散策するのはおすすめです。他の駐車場情報も是非ご覧になってみてくださいね。

長谷寺の開門時間・拝観料・お問い合わせ先

  • 住所:神奈川県鎌倉市長谷3丁目11
  • TEL:0467-22-6300
  • FAX:0467-22-6303
  • 開門時間:
    3月~9月/8:00~17:00(閉山17:30)
    10月~2月/8:00~16:30(閉山17:00)
  • 拝観料金:大人300円 小学生100円
長谷寺の拝観料改訂のお知らせ

長谷寺では、2019年4月1日より、拝観料などが以下の通り改定となります。

  • 拝観料(大人):300円→400円
  • 拝観料(小人):100円→200円
  • 拝観料(鎌倉市福寿手帳ご持参の方):無料→200円
  • 写経写仏志納金:1,000円→1,200円

こちらのページでご紹介したなどは、2018年12月現在の情報です。
変更になっている場合がありますので、最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

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